コミュニティ・ビジネスの必要性
筆者が、コミュニティ・ビジネスを言い始めてすでに13年目になります。時代も21世紀に入り早くも6年が経過し、コミュニティ・ビジネスも一人で始めるものから、地域コミュニティの仲間と一緒に始めるもの、そして地域コミュニティ再生のために意志をもって同士とつくるもの、また衰退している地域コミュニティで意識してつくる社会的企業まで、いよいよその輪郭がハッキリと見えてきました。近年の規制緩和により、わが国も個人間や地域コミュニティ間での貧富の格差がますます拡大し、下流社会、ワーキングプアーなどという言葉も広まり、ますますコミュニティ・ビジネスの必要性、重要性が高まってきたと感じております。
筆者は、いままでわが国の北端から南端まで日本各地(800箇所を超える)の地域コミュニティの現場を歩き、その格差を埋めるためにも「何とかしなくては」と、胸を痛めてきました。そうした地域コミュニティへの熱い思いを伝えたいと願い、少しでもわかりやすい形〈著作〉にしようと、仲間とともにまとめてきたのが一連のコミュニティ・ビジネス関連書籍であります。私の熱い想いはまだまだですが、小生のホームページ http://www.hosouchi.com からその想いを感じ取っていただければ幸いであります。そうした著作物が、その改革、再生に向けてのヒントや参考になればと考えております。
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