百万の風(台風)になって
8月2日は、福岡県で講演が予定されていましたが百万の風(台風)には勝てず、生涯初めて講演がキャンセルになってしまいました。800回を越える講演のなかで初めてのことです。8月3日の今日も福岡市内で連続講演が予定されていましたが結局行けず、こうして東京でブログを書いています。地震、雷、火事、親父(いまは該当しないでしょう)と怖いものには沢山ありますが、風はどうしてないのでしょうか?
この仕事(講演)では決して休まないことが私の自負でした。インフルエンザで40度の熱があるときも、生中継の衛星放送で50分の講義をしたり、昨年母を亡くした日も、その日が講演会でした。親の死に目に会えないのがこの仕事と覚悟して臨みました。しかし、今回百万の風(台風)には勝てず、飛行機は欠航し、講演予定時間には台風が上空を通過しました。主催者の講演会中止の判断は的確でした。しかし多くのお客さんにご迷惑をおかけしたことは紛れもない事実です。小生、このことがたいへん残念で仕方がありません。
代々木事務所からの帰宅の途中、本屋さんで新井満さんの「千の風になって」のCDを購入しました。台風通過後の風は今も心地よく部屋に吹き込んでいますが、無性に「千の風になって」が聞きたくなり購入しました。きっとお盆を前に母が百万の風になってやってきたのだと思いました。 合掌
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