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2007年9月19日 (水)

新街道を行く(7)世界に通用する感性都市

  椿は、わが国を代表する花のひとつです。かの聖徳太子も歌に詠んでいます。桜と並んでわが国の”国花”といっても言いすぎではないでしょうか。今回の松山滞在で目に付いたものの中に、椿神社、椿小学校、椿中学校、道後温泉の椿の湯と、松山市内にはその”椿の名”がたくさんあります。市の花にも”椿”が指定されています。欧州でもわが国から輸出された”椿”が有名だそうです。かの地では、オペラなどの題材にもなっています。

 「日本の女性は美しい」と、資生堂も新商品に「TSUBAKI」を使っています。ジャパン・ビュティは、そんな身近なところにあるものなんですね。「花椿」から「TSUBAKI」へ、資生堂は見事に意味情報の復活を果たしました。かの企業は、感性の時代をリードする企業のひとつでしょうか。

 花は人々の心を和ませてくれます。そして故人を想うには、そうした花々の中がよいのでしょうか。フラワーパークや観光農園などが、いまや人々がたくさん押し寄せる場所となりました。花いっぱいの感性空間に浸りたいのは、そこが現代人の癒しの場だからでしょう。

 地方都市も感性をどう表現するかで”世界に通用する観光都市”に変貌できるかどうか、という時代に入りました。今年松山市には「坂の上の雲ミュージアム」と「伊丹十三記念館」が完成し、世界に通用する感性都市を目指しているように感じました。夏目漱石や正岡子規の肩の上に何を乗せるかが、今後の松山の課題でしょうか。

 

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