新街道を行く(25)欧州から帰国しました
細内所長の2月下旬は欧州の地におりました。今年の欧州は東京よりも温暖で、少し拍子抜けをしました。東京が寒かったのでしょうか。
今回の旅の目的は、団塊世代夫婦の海外旅行事情、団塊世代向けの温泉保養地の研究、トラムと最適規模まちづくりの研究等で、こうしたことの真理探求の旅でした。国としてはチェコ、スロバキア(最近チェコスロバキアから分離独立)、ハンガリー、そして芸術の都・ハップスブルグ家のウィーンを巡ってきました。昔は東欧といっていましたが、最近は中欧というそうです。
まだ時差ボケですので詳細記述は避けますが、今回の旅を一言でいうと、チェコ、スロバキア、ハンガリーの陸地部では、国境の検閲がなくなり、人や物の経済活動等が自由になったことに驚きを隠せませんでした。以前ですと、国境のパスポート・コントロールに2~3時間かかることもあり、国境での煩わしさが問題でしたが、そうしたことがまったくなくなりました。
今後、かの国の通貨がユーロへと変更になると、ますますユーロ圏が広がり、円の弱体化に一層の拍車がかかることになります。最近のわが国の各種経済規制は、こうしたことに拍車をかけているようです。今回の欧州訪問は、前回よりも一層円安の実感を受けました。われわれ庶民には、円換算では現地でまともな買物もできない状況でした。
追記
欧州から帰国してまだ10日ほどですが対ドルは11円も円高になりました。
対ユーロはあまりレートが動きません。ドルの一人負けでしょうか。
しかし円安は対ユーロでは現実問題です。こまったもんだ。