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2008年4月

2008年4月14日 (月)

ある社会起業家の含蓄ある言葉

 先週末細内所長は、尊敬する先輩社会起業家・経営者と会食する機会を得ました

その席で得た先人の含蓄ある言葉を紹介しましょう

<経営者としての心得>

1.ビジネスはストックよりもフローを意識した経営を心がけること

2.華美に走らず、収入に見合った健康的な暮らし(家庭菜園など)を楽しむこと

3.お金をかけないで、いつでもどこでもできる心身リラックス・鍛錬法(散歩やジョキングなど)を身に付けること

4.質素倹約が経営者たるものの基本的なマインドであること

5.顔の見える関係の取引(ビジネス)や信頼関係がグローバル経済に侵食されにくい方法のひとつであること

どうですか 

なかなか示唆にとんだ言葉でした

2008年4月 4日 (金)

お一人様の時代

 先週の所長の行動は、長野の東御市(エッセイスト玉村豊男さんのワイン農場があるところ)で「情報通信技術(ICT)の利活用とコミュニティ・ビジネス」というテーマで講演し、その後岡山の笠岡市の笠岡諸島をまわり、そして広島の福山市の鞆の浦へ行ってきました。

 昨年総務省から地域情報化アドバイザーを委嘱され、「情報通信技術(ICT)の利活用とコミュニティ・ビジネス」という視点で地域を回ることも最近少なくありません。目覚しい情報通信技術の発達で各種メディアを利活用すれば、今や「お一人様放送局」「お一人様出版社」「お一人様研究所」「お一人様商店」「お一人様家庭」が十分つくれる時代となってきました。それだけメディアを使いこなせば、お一人様でも、何でもつくれて、いつでも、どこからでも自由に、自分情報を発信できる時代を私達は迎えているのです。これをある人は、ドラえもんのどこでもドアーといっています。

 今回、瀬戸内海の笠岡諸島でもそうした視点で、新しい島おこしを起こすにはどうしたらよいか、という趣旨のご相談にのってきました。島の暮らしを世間に伝えるには、従来の文字情報よりも動画情報への流れへ、伝達方法もまさにブロードバンドを活用したものへ、いま大きな転換期にあるような気がします。地方と東京の経済的格差を埋めるためにも、今後情報通信技術(ICT)の導入は地域再生に欠かせない手段の一つとなることでしょう。

 広島県福山市の”鞆の浦”では、久しぶりにのんびりしてきました。鞆の浦の対潮楼からの潮の満ち引きを眺めていると、日々のわずらわしさから開放されるのは所長だけでしょうか。江戸時代に江戸に向かう朝鮮通信使が休憩した鞆の浦では、古代からわが国の情報の結節点でもありました。そうしたところには自然と人や情報が集まり、やがて市場が形成され、交易が盛んになるものです。

 その鞆の浦では、”民芸茶処深津屋”さんで入れたての美味しい珈琲をいただき、所長もやっと一息つき、そして新型の新幹線N700に乗って無事帰京しました。日本の新幹線は快適で、やっぱり世界一の夢の超特急ですね。国鉄は44年前からチョー(超)を頭に使用していたのですね。現在の”チョー〇〇”流行の先駆けですね。

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