良い町の条件とは
昨日、東京の大手町でコミュニティFM放送のインターネット化(サイマルラジオという)についての記者会見があったが、そのなかで、良い町の条件について、一つの意見が述べられていたが、まさにそのとおりであると思った。
それは「良い都市(町)には良いメディアがある」という意見であるが、言葉を返せば、地域コミュニティの独自情報を発信できるところが良い町の条件の一つであろう。湘南逗子なら湘南逗子の生活文化を、沖縄なら沖縄の生活文化を自由に発信できることである。
最近、地図上どこにあるのかわからない、特徴のない都道府県がニュースになるが、まさにこのことだろう。つまり、それらは極論すれば決して良い町、良い県とは言えないのである(ただしわるい町やわるい県ではない)。
以前顔の見えない日本人が話題になったが、コミュニティFM放送は、サイマルラジオにすれば、世界に向けて、小さな町でも独自の町の生活文化情報が発信できる、古くて新しいメディアに変貌できるのである。
サイマルラジオは、元気のない街中、商店街、漁村、農村、温泉地、過疎地など、使い勝手は今後多様になり、小さいながらも全国に200局あるコミュニティFM放送もインターネット活用で大きなインパクトになりえるのである。
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