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2008年8月

2008年8月30日 (土)

元気な農村女性たち

 8/30の朝、目覚めにテレビをつけたら、岩手の森のそば屋の高家さんが映っていた。

 高家さんを見るのは10年ぶりだろうか。コミュニティ・ビジネスの岩手講演会で、何度かお会いしている。森のそば屋の女性たちのように農村女性たちはたくましく、元気だ。

 自分の財布を持とうと、夢を持って農家の女性たちは起業する。信じられないことだがいま60歳以上の農家の主婦は若いとき自分の財布がなく、お父さんからお金をもらって買い物をしていたと聞く。だが、いま農家のそうしたお母さんたちが自分の財布を持ち、たいへん元気だ。

 岩手では、森のそば屋、河童で有名な遠野の夢前茶屋と農村食堂が盛んだ。栃木でもハーブレストランの花農場あわの、長野では、おやきで有名な小川村の小川の庄、岐阜では、手作りトマトケチャップの明宝レディース、広島では、世羅町の6次産業ネットワーク、徳島では葉っぱばあちゃんのいろどり、と農村女性たちはきわめて元気で、医者要らずだ。

 でも忘れちゃいけないのは、いずれも家族の協力、特にお父さんたちの理解とサポートがあることだ。だからコミュニティ・ビジネスは、普通のビジネスと違って家族の協力、サポートが必要不可欠なのだ。

2008年8月18日 (月)

ドイツと日本の環境庭園美術館

 8月17日に3チャンネルの「新日曜美術館」を見た(好きな番組の一つ、檀さんが素敵だ)

最近オープンした北海道帯広市近郊の千年の森(美術館)?を特集していた。

そこで思い出したのは、所長が12年前の1996年、ドイツ訪問時に見てきた環境庭園美術館である。

どちらもコンセプトはほぼ同じ(これも独断です)、自然との融合のなかで”環境美”を見せる。

たしかエッセン近郊?であったような気がする。

でも、ドイツは欧州の環境首都だけあってエコロジー文化はさらに進んでいる。

当時、ミューヘン近郊のエコロジーファームでは、アーチストを住まわせてオブジェの制作や絵画を描かせていた。豚舎には、なんとその絵画が多数掛けてあった。そこの設立者は、福岡正信さんの書籍「自然農法 わら1本の革命」を読んで感銘し、このエコロジーファームを創ったと語っていた(彼の邸宅に泊めてもらった)。

また環境芸術家アッカーマン氏を訪問したとき、いくつかの廃棄電車を接続して住んでいた。そこが彼の棲家でかつアトリエだった。わが国にもこうした環境芸術家はいるだろうか?.

ドイツは環境問題を10数年前からすでにアート(文化)としてとらえていた。

そこがヒューマン的で素晴らしい。

わが国も、このくらい文化のゆとりが欲しい昨今である。

私の家庭菜園

 ホソウチ所長もこの5月より家庭菜園を借りて、肥料なし、農薬なし、草はそのままの自然農法を始めた。

とはいえ畳1枚の広さで、猫の額とはこのことかと、毎朝起きると喜んで菜園を見に行く。菜園にはタネから育った胡瓜と千成瓢箪、にんじんがうまく共存している。

自然農法の福岡正信さんが鬼籍に入られた記事を拝見した。

12年前から粘土団子や福岡さんの書籍「自然農法 わら1本の革命」に触れていたがお会いできなかったのがたいへん残念だ。

愛媛県松山市にはこのところ毎年仕事で出かけていた。

この6月にも県研修所で講義したばかりだ。松山の隣の伊予市在住と新聞で知り、なおさら残念だ。

ご冥福を祈る。

2008年8月14日 (木)

団塊世代のお盆事情

 このお盆の時期、皆さんはいかがお過ごしだろうか。

所長は近所のスポーツジム通いで過ごしている。

ジムには、お盆の時期の昼間、いつもより人が多い。

しかも団塊世代の方が多いのが目に付く。

逆にいつもの若い世代の20代~40代が少ないのはどうしてだろうかと、何人かに聞いてみた。

団塊世代になると、実家には帰れない事情があるらしい。

両親はすでになく、実家は他の兄弟が跡を継ぎ、姪甥が幅をきかせている。

つまり戻る実家にはすでに自分の居場所が無く、しかも、このお盆の時期、原油高で行くところもない。

自宅とスポーツジムの往復でくつろいでいるというのが本音だそうだ(かくいう所長も同じ)。

若い世代の20代~40代にはまだ両親が健在で、子(孫)の顔をみせに(小遣いを貰いに)実家に戻るそうだ。

2008年8月 8日 (金)

都心に野生のカブトム出現

 昨日8月7日は、都心の千駄ヶ谷5丁目にある当方事務所から、8分ほど歩いた千駄ヶ谷駅前にて、神宮の花火を見てきました。毎年この時期になると各地で花火大会がありますが、神宮の花火大会も大盛況でした。駅前広場は夕方7:00になるとすでに人人ひとで一杯でした。

 さて千駄ヶ谷駅前に向かう途中、新宿御苑に沿った細道を歩いて行きましたが、なんと野生の生きのいいカブトムシが道路上で逆さになって手足をバタバタと動かしていました。

カブトムシまで花火見物かと思いましたが、都心に元気のいい野生のカブトムシが存在すること自体、大きな驚きでした。カブトムシまで都心回帰かと思い、感心して会場に向かいました。

 やがてその野生のカブトムシは、大きな羽を広げて、夜空の月に向かって飛び立ちました。

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