ドイツと日本の環境庭園美術館
8月17日に3チャンネルの「新日曜美術館」を見た(好きな番組の一つ、檀さんが素敵だ)
最近オープンした北海道帯広市近郊の千年の森(美術館)?を特集していた。
そこで思い出したのは、所長が12年前の1996年、ドイツ訪問時に見てきた環境庭園美術館である。
どちらもコンセプトはほぼ同じ(これも独断です)、自然との融合のなかで”環境美”を見せる。
たしかエッセン近郊?であったような気がする。
でも、ドイツは欧州の環境首都だけあってエコロジー文化はさらに進んでいる。
当時、ミューヘン近郊のエコロジーファームでは、アーチストを住まわせてオブジェの制作や絵画を描かせていた。豚舎には、なんとその絵画が多数掛けてあった。そこの設立者は、福岡正信さんの書籍「自然農法 わら1本の革命」を読んで感銘し、このエコロジーファームを創ったと語っていた(彼の邸宅に泊めてもらった)。
また環境芸術家アッカーマン氏を訪問したとき、いくつかの廃棄電車を接続して住んでいた。そこが彼の棲家でかつアトリエだった。わが国にもこうした環境芸術家はいるだろうか?.
ドイツは環境問題を10数年前からすでにアート(文化)としてとらえていた。
そこがヒューマン的で素晴らしい。
わが国も、このくらい文化のゆとりが欲しい昨今である。
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