わが国を代表する秘湯の宿、実はハイテク宿
ホソウチ所長は、先日ある講演の途中、わが国を代表する秘湯の温泉宿に泊まった。
その宿は、電気を自家発電で起こし、テレビもない。秘湯中の秘湯である。風情のある露天風呂にはランプの火がゆらゆらと揺れ動いていた。しかしながら、その温泉宿では驚いたことに、ハイテク機器が一杯であった。
男子の脱衣所には数台の防犯カメラがあり、あることへの抑止効果に繋がるという。駐車場にも数台の防犯カメラが設置してあり、不審者発見に役立っているという。
雪隠には、温水の出るウォシュレットが館内のすべての場所に設置してあった。最近、体を洗わない輩が多く、温泉の湯が汚れ、仕方なく設置したと館主が嘆いていた。このことは、ここ4~5年の出来事であるという。
わが国を代表する秘湯の湯でもこの有様である。他も推して知るべしであろう。そういえば銭湯でも同じマナーで悩んでいた。
核家族のコミュニティでは生活の基本である体の洗い方や他人とのコミュニケーションのとり方すら充分にやってこなかったのか?
等身大の生活にも、こんな影響が出ているだ。
大家族主義のよさを見直す好機でないか!
でも、けして昔の共同体に戻ることではない。
今の時代にあった新大家族主義をライフスタイルの選択肢の一つに加える施策が必要なのだ。それは新おつとめの復活かもしれない。
« 昨日は富士山がとてもキレイでした | トップページ | 元企業戦士は、地域デビュー心得中 »
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 細内所長、いざ鎌倉へ(2021.11.16)
- 佐野訪問シリーズ3:安藤勇寿「少年の日」美術館(2020.01.27)
- 幻のQQ総研、10年前の九十九里に生まれるはずだった?謎の研究所(2019.04.22)
- 天文館の鹿児島商工会連合会の情報発信基地(2018.11.04)
- 瀬戸内の牛窓で夏風と緑陰珈琲を喫す(2017.07.24)
コメント