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2009年1月 9日 (金)

経済産業省が音頭をとるソーシャル・ビジネス

 ホソウチ所長は,平成20年の年末に広島市で開催された中国地域のコミュニティ・ビジネス&ソーシャル・ビジネス推進協議会設立のシンポジウムで基調講演を行いました。

その内容は下記の通りでした。

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日時:2008年12月18日(木)15:00~18:00
場所:メルパルク広島6階 平成の間
   (広島市中区基町6-36 TEL:082-222-8501)
参加費:無料

プログラム
15:00 開会挨拶 長尾雅彦(経済産業省中国経済産業局長)
15:05~15:20 特別講演「中国地域CB/SB推進協議会への期待」
     大塚洋一郎(経済産業省大臣官房審議官・地域経済担当・地域エネルギー担当)

15:20~16:20 基調講演「地域を元気にするコミュニティ・ビジネス」
    細内信孝(コミュニティビジネス総合研究所所長、コミュニティ・ビジネス・ネットワーク理事長)

16:20 トークセッション
     吉長成恭(広島国際大学大学院教授)
     安藤周治(【広島】株式会社わかたの村取締役)
     守屋基範(【岡山】NPO法人かさおか島づくり海社営業部長)
     木織雅子(【広島】NPO法人工房おのみち帆布理事長)
     吉岡永裕(【山口】船方農場・みどりの風協同組合専務)
     河部真弓(【島根】NPO法人結ま~るプラス理事長)
17:20 中国CB/SB推進協議会設立総会

主 催:中国CB/SB推進協議会、中国経済産業局(経済産業省)
事務局:中国CB/SB推進協議会、中国地域ニュービジネス協議会
申込先:NPO法人ひろしまNPOセンター

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上記のように、国がコミュニティ・ビジネスやソーシャル・ビジネスを促進することは、しごく当然のことなのです。こうした社会開発は、本来、民間の、しかも市民の心意気で進めるべきものです。市民社会の形成は、市民自らが作るものなのです。

そんな熱気を感じた中国地域のコミュニティ・ビジネス&ソーシャル・ビジネス推進協議会設立のシンポジウムでした。

閑話休題

 今年は選挙の年ですが、鎌倉幕府源頼朝以来の”一所懸命”の精神は、現代社会にも受け継がれ、議員の子息は議員になり、スポーツ選手の子息はスポーツ選手になる。親の職業を受け継ぐ精神は、現代社会にも面々と受け継がれていますね。小選挙区だからこそ、ますますこの”一所懸命”が活きてくるのです。そしてここでも和洋折衷の精神が生きています。西欧の民主主義と鎌倉の一所懸命の融合が。

 この”一所懸命”の精神こそが、わが国の精神・価値構造や土地本位制度、地域社会の階層構造、そして職業を考える上で大切な要素なのです。

地域コミュニティ批評家 ホソウチハカセ 

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