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2009年4月 7日 (火)

線路は続くよ、どこまでも(ユリ高原鉄道編)

 秋田県由利本荘市にある矢島町は、鳥海山麓を走る3セクの由利高原鉄道によってJR羽後本荘駅に接続されている。先日所長も講演でご当地・矢島町を訪れたが、トンネルを抜けるとあたり一面に雪景色が広がった。そこが矢島町であった。ご当地も少子高齢化と人口減少に苦しんでいる地域の一つであるという。

 地域活性化には”郷土愛”と”地域資源活用”が大切だが、ご当地の地域資源は一体なんだろうかと、いつものくせで資源サーチのアンテナを立てた。やはり由利高原鉄道がキーポイントであろう。

 ”線路は続くよどこまでも”という有名なフレーズがあるが、線路は全国に繋がっており、全国から観光客を呼び込むことが可能である。観光地にはだれもが口ずさむことが可能な”小唄(テーマソング)”が必要である。春まじかな由利高原鉄道沿線には、まもなく”ユリの花畑”が出現するという。

 そして”ユリ高原鉄道の物語”はもう始まっている。数ヶ月前、TV東京の番組”田舎へ泊まろう”でご当地が舞台になり、東京から来た演歌歌手(彼女に小唄を歌ってもらうとよい、かつTV・音楽業界とも関係性が生まれるだろう)が泣きながら泊まるところを探していたが、まさか所長が数ヵ月後にその現場の駅に立つとは思いもよらなかったことである。だからこそ人生は面白いのだ。なにが起こるか分からない。

 いままた新たな物語として”釣りキチ三平”列車が走っている。所長も先日その列車に乗車してきたが、ご当地には釣り名人がいるはずである。列車の中で釣りのポイントや講釈をするボランティアガイドさんが乗車しているといいなと思った次第である。渓流釣りや鮎釣りなど、ご当地にはまだ未開発(自然と共生したもの)の地域資源が沢山あるはずだ。ついでに釣り具メーカーさんの協賛も得るとよい。地域活性化策には、こうした関係性づくりが大変重要なのだ。

 また矢島町には、かって修験道の宿坊があったり、山岳信仰も残っているという。地域資源にはこうして埋もれてしまったものが少なくない。”郷土愛”をもった地域の人々が一つになるところから地域資源の掘り起こしが始まり、そして地域活動や地域事業化が多数誕生し、やがて地域活性化の波が起きて来るのだ。

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