ユビキタス社会への序章、ICTの利活用
ホソウチ所長に、先月総務省より地域情報化アドバイザーに委嘱するという鳩山邦夫大臣名入りの委嘱状が届いた。
所長は、仕事柄、地域社会とのインターフェースが少なくないが、一体どのくらい情報発信メディアを持っているか、以下に挙げて、これからのユビキタス社会への序章を考えてみたい。
まず、法政大学大学院で講師をしている関係で、昨年市ヶ谷のキャンパスから遠隔地3か所を同時に結ぶ、双方向のテレビ会議システムを使用して講義をした。2コマ連続(3時間)という講義時間はやや長く、ライブの講義より少し疲れるが、今年も東北、北陸、中部地方の中山間地域との間で講義が予定されており、今からたいへん楽しみだ。
また現在所長の出演・監修によるコミュニティ・ビジネスのEーラーニングシステムが、(株)ぎょうせいから発売されているが、これも受講生にあわせていつでもどこでも自由に学習ができるユビキタスの世界である。関心のある方は(株)ぎょうせいへ問い合わせてみるとよい。
コミュニティFMラジオの湘南ビーチFM(逗子・葉山地区)にも、月一だが、最終水曜日の午前10:40~20分間、「ハッピーコミュニティ・ビジネス」という生番組に出演し、CBの楽しさを聴き手に伝えている。インターネットラジオでもあるので世界中から聞くことが可能だ。インターネットを使えば、コミュニティFMラジオは古くて新しいメディアに変身する。
本業のコミュニティビジネス総合研究所と、コミュニティ・ビジネス・ネットワークという市民団体の理事長も務めており、両ホームページ上での情報発信とメーリングリストによる会員間の情報交換を推進している。メルマガも併せ持っており、現在210名を超える登録者がいる。
そしてスカイプ付きのPCは5台、モバイルPCは1台、携帯電話は2台所持し、多面的に扱うことで内外のコミュニケーション能力を高めている。スカイプはテレビ電話機能付でしかも無料なのがよい。
マスメディアのテレビの露出は少なく、年3回程出ている( 参照 http://cbhakase.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/post-aa65.html )。CB起業、地域活性化、商店街振興、まちづくりの専門家として出演している。そしてライブの地方講演・ワークショップは年間75回程度、そして大学院の講義は年15回ほどある。
こうして見てくると情報通信技術(ICT)の恩恵は十分すぎるほどだ。以外に発信メディアが多いのに驚かされる。
所長は、「情報財マーケティングに関する研究」という小論文を1994年に著しているが、いまや”情報財マーケティングの盛隆時代”を迎えている。
それは”どこでもドアーのドラえもんの世界と同じ、いのままに情報を受発信でき、共感・共鳴の輪を広げることが可能なユビキタス社会の到来”といってもよいだろう。
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