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2009年9月24日 (木)

キラット輝くことができるか、2つの現代美術館

ホソウチ所長はいつものように仕事(講演)のついでに、金沢21世紀美術館と福岡アジア美術館に行ってきた

21世紀美術館では横尾忠則展が企画されていた

横尾はわが国を代表するグラフィックデザイナー、1960年代~70年代の作品にはパワーがあったが、最近は技巧派作品が目立つ

わが身を顧みても老練とはそういうものかと思う

21世紀美術館という名前の割には、館内に次世代の子供がいなかったのは少し残念

一方、福岡アジア美術館はまちなかのビルイン美術館で少し狭いのか、象が会場からはみだしていた(演出か?)のはいかがなものか

アジアという館名の割には観客にアジア人がいなかった(本当は福岡空港内かその隣接地にあった方がよい)

何か人の心をつかむ目玉が欲しい(単にモノが展示してあるような)美術館である

トリエンナーレが開催されていたが資金調達の難しい現代アートならではの手法か

金融危機の昨今ではなおさらだ(しかしアジアの玄関口にある福岡は毎年やるべきだ)

時間軸を館名につけた金沢21世紀美術館

地域軸を標榜する福岡アジア美術館

公設に胡坐をかかず、今後果たして”キラット”輝くことができるであろうか

今後の展開に目が離せない

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