草刈が1億円を超える事業になる
先日房総半島の付け根にある町を訪れた
そこには、ミニ開発から生まれた50坪ほどの土地が多数放置され、ススキが伸び放題になっていた
三十数年前そんな光景を眺めていた一人のおばさんがふと草刈事業を思いついたという
年2回の草刈と土地管理(年何回かの見回り)の業務がいまや8千数百件(他県に住む個人の不在地主が多いという)を超え、町の不動産屋を展開していたおばさんの会社は、いまやその草刈業務だけで1億数千万円の事業にまで成長しているという
要は眼の付け所である
ススキの原野をただ眺めているだけでは、こうした発想は涌いてこない
不景気だからといってただ嘆いていても良い考えは浮かばないのと同じだ
このおばさんのような見識を身につける訓練が、いま小生のような凡人には必要なのである
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