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2010年3月

2010年3月28日 (日)

新宿はいまや東京を代表する国際的な一大センターである

最近のホソウチ所長はランチを取るために、代々木の研究所近くの新宿駅南口付近のホテル・レストランを利用することが多い。

最近少し気になることは、海外からの観光客が増えていることである。一人でランチし、気が付くとまわりに空席がないというのが昨今の現状だ。

特に東アジア系の観光客(中国、韓国、台湾など)が主体で、次いで米国、欧州系も少なくない。

土日は、それに日本人客が増えるので席がないほどだ。

そして新宿界隈を歩いていると、最近中国語や韓国語をよく耳にする。近くの高島屋には中国語を話せるスタッフもいるくらいだし、免税コーナーもあり、東アジア系の外国人の人だかりだ。

新宿はいまや東京を代表する国際観光地化とし、明治神宮や原宿、そして新大久保などを配下に置き、東京の一大センター化し、東新宿、西新宿、南新宿、北新宿と、その領域は拡大進行中である。

2010年3月17日 (水)

最近のまちづくりリーダーの傾向

最近のまちづくりリーダー(人物)の傾向と特徴を紹介しよう

最初に、衰退していく地域から自然発生的に生まれてくる郷土愛を持った人物:長浜市の黒壁の笹原さん的な人物→笹原さんとは1995年に一緒にまちづくり塾を長浜で開催した

次に行政の指導の下に養成される官製リーダー的な人物(そのための養成機関は各地に沢山あるし、行政の現場からも生まれる)

3番目は公務員さんのOBによるまちづくりの中核を担う人物:飯田市のひさかた風土舎の長谷部さん的な人物→長谷部さんとは玉井門下生の兄弟子的存在

そして最近は、過疎地域や離島の島起こしで派遣される若手公務員さん:笠岡市のかさおか島づくり海社の守屋さん的な人物→小生が主任講師を務めた地域づくり塾の参加者

あとはよそ者ながらまちづくりに熱中できる人物:小布施町のセーラーさん的な人物→廿日市で一緒に講演した仲間

以上が最近のまちづくりリーダーの傾向と特徴である

2010年3月12日 (金)

ある起業家の熱意

 日本経済新聞の私の履歴書に現在ユニ・チャームの高原慶一朗会長の”生き様=人生”が掲載されている(2010.03.12)

今から20数年前だろうか、当時ある講演会での出来事、講演者の一番前の席にホソウチ所長は陣取り、一生懸命メモを取っていた(30歳前後のときで当時有識者の講演を盛んに聞きに行っていた)

するとお隣の席の当時60歳前後の初老の紳士が大学ノートに盛んにメモを取っていた

こちらも負けじとペンを走らせたが文章量は断然あちらの方が多い

講演会終了後、あちらのノートは真っ黒だったのが今でも印象に残っている

そしてその人こそ、当時ユニ・チャーム社長の高原慶一朗氏であった

大学の友人がユニ・チャームの社員であったので後日彼に聞いてみたが「社長はやはり勉強熱心でメモ魔である」との回答があった

当時の所長は、「創業者(起業家)とはかくあるべし」と感じ入った次第であったが、あらためて20数年後に日本経済新聞(2010.03.11付)の「私の履歴書 <起業>」を読み、再び彼の起業におけるその決意と心意気に感じ入った次第である

先人のこうした苦労話は現役プレイヤーの羅針盤になることを知るべし

出来れば直に指導を仰ぐことをお薦めする

2010年3月 8日 (月)

ワーク・ライフ・バランスを実践するいい男

ワークライフバランスを実践する男に会ってきた

会ってきたというよりは発見したという方が正しい

先日神奈川県逗子市の講演の帰り、逗子駅前に近いところにあるソフトクリーム屋さんの『モーモーズ』でその人物に出会った

日焼けしたTシャツ姿のサーファー男(?)は岡田さんという

そこで所長はソフトクリーム(300円)を堪能しながらついつい話し込んでしまった

所長は大のアイスクリーム好きである

事務所近くの新宿サザンテラスでもときどき宮崎県のアンテナショップで350円のソフトクリームを楽しむ

逗子のソフトクリーム屋「モーモーズ」のオーナー岡田さんは、かって(フルタイムの)食品商社のビジネスマンであった(現在でも週3日その商社でビジネスマンをしているという)

週3日スーツ姿で都心に通い、週3日はオーナーとしてソフトクリーム屋「モーモーズ」の店頭に立つという

こうした職住近接の仕事がいかに生活を豊かにするか、彼は話してくれた

空いた時間に家族と一緒に食事をしたり遊んだり、自宅近くの浜辺でサーフィンも可能であるという

まさにコミュニティ・ビジネスで言うところの多足のワラジである

「モーモーズ」のアイスは隣接の横須賀市の関口牧場から原材料を仕入れているという

これもコミュニティ・ビジネスで言うところの地域資源を積極的に活用しての仕事起こしである

家族との生活を大切にする仕事と生活の適切な創造、すなわちワークライフバランスなのだ

逗子から都心まで1時間もかかる

地元で働くことがいかに環境負荷(CO2)を減らすか

こんなところからも我々の生活を見直してみようではないか

そう考える今日このごろである

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