ある起業家の熱意
日本経済新聞の私の履歴書に現在ユニ・チャームの高原慶一朗会長の”生き様=人生”が掲載されている(2010.03.12)
今から20数年前だろうか、当時ある講演会での出来事、講演者の一番前の席にホソウチ所長は陣取り、一生懸命メモを取っていた(30歳前後のときで当時有識者の講演を盛んに聞きに行っていた)
するとお隣の席の当時60歳前後の初老の紳士が大学ノートに盛んにメモを取っていた
こちらも負けじとペンを走らせたが文章量は断然あちらの方が多い
講演会終了後、あちらのノートは真っ黒だったのが今でも印象に残っている
そしてその人こそ、当時ユニ・チャーム社長の高原慶一朗氏であった
大学の友人がユニ・チャームの社員であったので後日彼に聞いてみたが「社長はやはり勉強熱心でメモ魔である」との回答があった
当時の所長は、「創業者(起業家)とはかくあるべし」と感じ入った次第であったが、あらためて20数年後に日本経済新聞(2010.03.11付)の「私の履歴書 <起業>」を読み、再び彼の起業におけるその決意と心意気に感じ入った次第である
先人のこうした苦労話は現役プレイヤーの羅針盤になることを知るべし
出来れば直に指導を仰ぐことをお薦めする
« ワーク・ライフ・バランスを実践するいい男 | トップページ | 最近のまちづくりリーダーの傾向 »
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 情報財という魔物が暴走する時代(2018.08.13)
- NHK大河ドラマ「西郷どん」を見て感じたこと~杞憂ではすまされない昨今(2018.07.16)
- 日本の社会問題と長野モデルの提案 Social Issues in Japan and NAGANO MODEL : Japan ’ s Sustainable Local Community(2017.04.05)
- コミュニティ・ビジネスと世界の社会起業家(3)(2017.03.08)
- コミュニティ・ビジネスと世界の社会起業家(2)(2017.03.08)
コメント