歌川国芳展に行く
本日は府中市立美術館の歌川国芳展に行ってきた。
入場終了60分前の駆け込み鑑賞だったが、最終日で大盛況であった。
図録3500部はすでに完売とのこと。
若い世代のグループ鑑賞が多いのに正直驚いた。
所長も国芳作品を2点所有しているが、1点の裏には鉛筆で英語の走り書きがあり、米国からの里帰り作品であった。
国芳と言えば幕末浮世絵の三大巨匠の一人。
葛飾北斎、歌川広重、歌川国芳と、それぞれの絵に特徴はあるが、彼の大判3枚ものには傑作が多い。
モチーフは鯨であったり、鯉であったり、金太郎であったり、はたまた赤穂浪士の討ち入りであったりと大判3枚もののオンパレードだ。
しかし彼の1枚もののだまし絵もユーモアがあり、風刺が効いていて以外に傑作が多い。
美術館の周りはケヤキの新緑が眩しいくらいだ。
駅からの散策には今が一番良い季節であった。
できれば一人でなく、つぶやきを聞いてくれる存在が欲しかった。
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