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2010年5月20日 (木)

足尾で10年間継続の環境博覧会をやろう!

昨日足尾(栃木県日光市足尾町)から帰京した。

足尾銅山のあったところ、わが国の公害の原点といった方が通りがよいだろう。富国強兵、殖産興業のピーク時には3万8,500人あった人口が、いまは何とその7%ほどの2,800人しかいないという。まちなかで人影をあまり見かけなかったのが少し心配だ。

しかし足尾はいま緑が一杯で、まるで緑の中の要塞のようだった。

足尾にいたときは花粉症の症状は出なかったが、東京にもどったらくしゃみが止まらない。きっと東京の空気は汚れているのだろう。今足尾は自然が一杯の楽園だ。足尾では地元の女性作家(「足尾銅山発見の謎」の著者)の池野女史のご案内で足尾町を堪能してきた。

とくに足尾の中では松木渓谷が有名で、日本のグランドキャニオンと言われるところだ。ダムから見るグランドキャニオンは国内では見たことがない風景だ。明治期の銅精錬の煙害のため、付近は広範囲で禿山になり、山崩れが始まり、現在植林と治山工事でその崩壊が食い止められている。足尾銅山の産業遺跡、銅山の精錬所跡には、いま大きな煙突がポッンと空めがけて突き抜けている。

15年前ドイツで見てきたルール工業地帯のIBAのエムシャーパークのように環境博覧会的なものを、足尾の産業遺跡を活かしながら、今後10年間かけて世界的なエコ博覧会として実施してみたらどうだろうか。10年という時間をかけて展開するところが博覧会のミソだ。負の遺産と現代の環境技術のコントラストが売りの博覧会だ。

足尾下流のわたらせ渓谷鉄道や旧谷中村、渡良瀬遊水池、田中正造生家、正造を支援した住民たち等の博物館、記念館等をネットワーク化すればさらに面白いものになるに違いない。

ドイツではあわせて環境美術館を見てきたがそんなものも同時に併設すれば、世界中から観光客が来るだろう。わ鉄沿線には、わが国のエコ技術を全面展開したショーケースも必要だろう。

グランドキャニオンの松木渓谷では、テントを活用したブース展開や太陽電池、水力発電でエネルギーを起こし、ドイツで見てきたような国際エコメッセを開催する。こどもエコメッセも併設すれば環境学習にもつながる。

しかし、そうしたことには資金も時間もかかる。

国(内閣府、環境省、経産省、総務省、文科省、厚生労働省など)も資金面で協力し、栃木県、群馬県、茨城県、日光市、栃木市、古河市、加須市、みどり市、桐生市、佐野市、足利市などの関連自治体の支援と子供たちを主体にした地域住民、地元企業、NPO、商工観光団体等の積極的参加と全国からボランティアの協力が必要不可欠だろう。

追記 2021.02.21

やってんべ!田中正造の肩の上で。

近代産業・足尾銅山の21世紀環境博覧会を。

北関東3県の地方自治体が10年間継続することで、北関東3県の地域力は徐々に増し、その魅力の発信は一層高まることになるだろう。

やってんべ!!21世紀の環境博覧会を。北関東3県とその自治体連合で!

今こそ江戸開府から続く、江戸・東京のヒンターランド・北関東を止揚する時機の到来だ。

足尾5姓の末裔CB総研所長 細内信孝

☆彡

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