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2010年6月25日 (金)

草食系男子の父親たち、”パピルス系オヤジ”

本日朝、ワールドカップの肉食系選手がフィールドを駆け巡り、ゴールする姿に久しぶりに日本男児を見た。そして18年前だろうか、サッカーJリーグ発足前に所長が銀行の研究員時代に直接川渕元議長に質問したときのことを思い出した。当時川渕さんは「ここまでこれたのはパッションだ。思い続ける情熱が大切だ」と力説していた。日本サッカーの決勝リーグ進出は、川渕さんのこうした”パッション”の賜物だと思う。

忙中間あり

近くの公立図書館でラブコメディのDVDを借りてきた。

古典的なラブコメディの1本目は、マリリン・モンローの「お熱いのがお好き」だ。ストリーがよく練られていて面白かった。禁酒法時代の世相を背景にした1959年のアメリカ作品だ。2本目は1997年に英国アカデミー賞を受賞した英国の「フル・モンティ」、英国病といわれ国力の衰退が引き起こす失業者たちの滑稽な仕事起こしの物語だ。男性へのアイロニーと女性のたくましさがオーバーラップして、とてもシニカルだ。3本目はレンタルショップでいま話題の「S アンド THE CITY」(2008年版)を借りてきたが、ニューヨークの4人のたくましい女性たちに男性諸氏が翻弄され、つくづく男性受難の現代社会を実感したが、最後はみんなハッピーエンドで終わるのがよい。極楽トンボ、ご覧あれ!

閑話休題

冒頭の肉食系男子は、わが国でもめっきり少なくなった。草食系男子と揶揄される若者がアイホンを求めて行列する時代。彼らの父親は”パピルス系オヤジ(所長の命名)”といわれ朝から図書館の開館を待って行列する。行列はパチンコ店でなく、いまや公立図書館だ。

草食系男子の父親たち、すなわち団塊世代以上の”パピルス系オヤジ(所長の命名)”は会社を無事定年退職したものの、(奥さんから)朝から自宅にはおいてもらえず、ひたすら毎日図書館通いをする。首都圏の公立図書館は朝から晩まで、一日中そうした新聞雑誌に目を通す”パピルス系オヤジ”で超満員である。

男子受難の時代は当分つづく。

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