« 団地生活30年に想う | トップページ | ゆったりとした時間が流れるまち »

2010年6月 9日 (水)

奇兵隊の諸君!われ草莽の民とならん

昨今世間では社会起業家ばやりだが、幕末時「われ草莽の民とならん!」と吉田松陰は奇兵隊の若者たちに問うた。

長州の奇兵隊は、当時のサムライ諸氏ばかりでなく、農民、町民など志あるものが集結し、行動を起こした。

細内所長は、そんな「草莽の民とならん!」という言葉が大好きである。

『コミュニティ・ビジネスを起こす社会起業家』には、この言葉がぴったりだからだ。

あれから160年も時代は進んだが、いまも黒船の来航はひっきりなしで変わらない。そのとき時のわが国政府を苦しめている。

そして日本政府の財政はギリシャ国よりも逼迫している。まるで徳川幕府の政治舵取りと同じになってきた。

幕末の時代背景と近似してきたのだ。やがて徳政令がでるあろう。

話題急転

吉田松陰の師、佐久間象山(真田藩)は勝海舟の師でもある。海舟は25歳も年の差の妹を佐久間象山に嫁がせている。それだけ象山を信頼していたのか、それともおどされたのか(笑い!)。

長野市松代町(旧真田藩領地)には佐久間象山による”日本の電信発祥の地”の碑が建っている。

現代の山積みする日本国の課題を解決するには、「われ草莽の民とならん!」というような”高邁な志”を持った草の根の市民と日本の電信発祥の地になるような”技術革新(イノベーション)”が必要だ。

『立ち上がれ!日本のコミュニティ・ビジネスの社会起業家達よ!』

そう叫びたい。

« 団地生活30年に想う | トップページ | ゆったりとした時間が流れるまち »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。