モーツァルトが聴きたくなった
1990年代の半ば、ドイツへは仕事(研究調査)で何回か訪れたことがある。目的は、エコメッセに始まるエコロジーの調査や高齢社会に向けた生活の質を高める温泉保養地、グリーンツーリズムの研究調査だ。
ミュンヘンをベースにオーストリアやスイスまで足を伸ばしたものだ。ドイツ人の仕事は朝が早い。朝7:00に出社してきて16:00で終了だ。所長もそうしたとき、ミュンヘンから列車に乗り、国境を越えてオーストリアのザルツブルグ(列車で小1時間の旅)へ向かったものだ。いまは国境における検問はないが、当時は列車の中でパスポートの提示が求められた。
おりしもミュンヘンは今オクトーバーフェストだ。所長のビール好きはこの訪独時から始まる。
また小学生のとき、清掃の時間によくモーツァルトのトルコ行進曲が流れていたが、門前の小僧よろしくこの曲が流れると今でも体がスムーズに動くものだ。また疲れているときは、モーツァルトを聴くことにしている。所長にとってモーツァルトの楽曲は癒しなのだ。
オーストリアのザルツブルグは、モーツァルトの生誕の地、ドイツ・ミュンヘンでの仕事で疲れたとき、早めに切り上げてザルツブルグで気分転換をしたものだ。モーツァルトの住んでいた家の修復に、当時私が加入していた日本の生命保険会社から修復費用がでていた。私のお金もこうして修復に寄与していると思うとたいへん感慨深いものがあった。
今日は千葉の東金市で開催されたCB市民起業塾から帰宅したが、無性にモーツァルトが聴きたくなった。
歌劇『魔笛』K.620がいま部屋いっぱいに流れている。
日本人の感性にモーツァルトの楽曲は良く合うものだ。
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