さもありなん。筆の立つ政治家さん
昨年地方のコミュニティ・ビジネス起業講座の終了日にNPO法人の主催者のお一人から、その方が支援する地元の首相経験者の私邸を地元秘書さんのご案内付きで見学させていただいたことがあった。
その私邸は3万坪にもおよぶ大邸宅で、マンション暮らしの身にとってたいへんびっくりすることの連続であった。乗馬の馬場あり、書庫あり、何しろ専属の庭師だけでも15人ほどいるらしい。
政治家の必須条件は筆が立つことだと認識したのはこのときだった。この首相経験者の筆跡はプロ級だった。そして政治家を目指すとき、書道の練習が必須条件なのだと実感した。
支援者から求められれば筆をとるし、選挙支援の礼状がご本人から毛筆で贈られてくればわるい気がしないはずだ。彼の首相経験者は、子供のころから書道の練習だけは欠かさなかったらしい。
さもありなん。