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2010年10月 7日 (木)

親方日の丸社会

国がすすめている地方ごとの休日分散化について思うことあり。

個人の休暇にまで指図するのはいかがなものか。

わが国は1億2500万人もいるが実は大きな村社会だから、けして個人の顔を見せて動いてはいけないのだ。

過去のノーベル賞受賞者もいうように、個人で動きたければ海外に出るのが一番だ。

個人の顔が一人ひとり違うのが欧米の地域社会。

個人の顔をもってはいけないのがわが国の地域社会だ。

親方が指図してはじめて休める勤労国家だ。この価値観は徳川時代がいけないのだ。

生かさぬようにが農民支配の根本中堂だからだ。

その割には生産性がそんなには高くない。当時は天候次第の農業だった(おおむね週休2日だった)。

個人が自分の判断で休暇がとれる大人の社会はいつ来るのだろうか。

市民社会までの道のりは遠い。

人間のビヘイビアは150年くらいでは大きく変わらないものだ。

明治の維新人も平成の一般人も同じビヘイビアだ。

いまの日本は平和でそこそこ良い国だ。

先人先輩に感謝しよう。

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