分かち合って、支え合って、共に生きていくのが人間だ。
やっぱり世の中少し変だ。
そう思うのは私だけではないだろう。そんな矛盾のなかで書き上げてきたのが、今回の拙著『新版 コミュニティ・ビジネス』学芸出版社発行だ。
日本の辺境を隅々までまわり、そして世界も可能な限りで見てきた。
今回の拙著『新版 コミュニティ・ビジネス』は、そうした世の中の矛盾や課題を解決する上でのヒントがたくさん盛り込まれている。
私たちは過去の延長線上に”今”があることを忘れてはいけない。
未来はそうした過去の延長線上に存在するものだ。
先人の知恵は貴重で大切だ。結い、頼母子講、通過儀礼の祭りなどと、先人はよいものをたくさん残してくれたではないか(野沢温泉村の野沢組が好例)。
人間は感情の動物であり、集住して暮すものだ。集住して暮すことで人々の健康を維持する機能や役割がある。
だれだ!”おひとり様”をもてはやす様な世の中を賞賛するのは。無縁社会はけして心地よいものではない。
所詮人間は一人では生きていけない動物なのだ。
分かち合って、支え合って、共に生きていくのが本来の人間だ。
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