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2011年2月

2011年2月26日 (土)

人類に対するミツバチの警告(ハーメルンの笛吹き)

所長の実家ではミツバチを飼って50数年になる。

所長も40数年前の小学生の時代から高校生まで家の手伝いで毎年採蜜をしていた。だからミツバチの生態も良く知っている。

1箱に西洋ミツバチはおおよそ2万匹ほどおり、女王蜂を中心に1つのコミュニティが形成され、仲良く生活している。そのコミュニティには適正規模というものがあり、夏前に適正規模が保たれなくなると、もう1匹の女王蜂が誕生し、巣分かれ、すなわち分封が起きる。

そして現在、人類のネットワーク社会を喧伝している5億人の友達ネットワークは、ある一面脅威であり、生物としての人間の身の丈サイズを完全にオーバーしている。

友達の友達や向こう3軒両隣、祭りの連や生活共同体の頼母子講程度の緩やかな顔の見える関係のつながり(コミュニティ)が、人間社会にはちょうど良いお付き合いのできる最適な規模なのである。

ネット上にお友達が3千人いるとか、ファロアーが3万人いるということ自体、生物として人間存在感を超越している。

ミツバチはある日突然、巣箱の中で全滅することがある。原因はよく分からないが、今人類もICTでつながることによって、数千人、数10万人、数億人規模がミツバチのような連鎖的危機(ハーメルンの笛吹き状態)に瀕することもありうることを踏まえ、ICTの利活用をしていかなければならない。自然界だけでなく、人類もきわめて危険な環境にあるといわざる負えない。

徳川家康の鎖国(平和)政策はある面そうしたことへの日本(東洋)的な備え(配慮)でもあった。

先人の生きる智慧は大切にしなければならない。

2011年2月16日 (水)

識者の眼

財団法人日本生産性本部の『生産性新聞』(215(火)発行)の「識者の眼」に細内信孝所長の寄稿『分かち合いのコミュニティ産業づくりを』が掲載されました。この記事が世に出たことにより、当ブログのアクセスがグーンと増えました。

ぜひご照覧あれ!

「20110215.jpg」をダウンロード

2011年2月13日 (日)

代々木駅と新宿駅のわずか800メートルの旅

当CB総合研究所が代々木駅から1分の近さにあるため、よく代々木駅と新宿駅間の移動にJR山手線を利用するが、区間運賃130円は正直高いと思う。

現在代々木駅と新宿駅間の距離は800メールくらいだ。以前は西日暮里と日暮里間が一番短いJR山手線の駅間だったが、現在駅間が一番短いのは代々木駅と新宿駅間ではないか。新宿駅が最近拡張し南進してきている。

ところで駅間の距離は何を持って測るのか。みなさんご存知だろうか。何と駅長室と駅長室の距離をもって駅間の距離を表示しているらしい。

所長にとって代々木駅と新宿駅間のわずか800メートルの旅だが、車窓から見る景色は毎日変化している。そして新宿駅には毎日360万人の乗降客が行き交うというビック・ステーションなのだ。

2011年2月10日 (木)

草加せんべいの地で講演します。

連休の真ん中の2月12日(土)に細内所長は、おせんべいで有名な埼玉県草加市で講演します。

所長は子供のころからせんべいが大好きで、ときどきお茶受けとしておせんべいを食しています。

さて草加市の講演会は、中高年向けにワークシートを使いながら愉快に行います。

『男の生活楽~地域で始める、心豊かなセカンドライフ、キャリアを活かして地域に貢献~』
と題してお話しをします。

日時 2月12日(土)の 14:00~16:00

場所 埼玉県草加市川柳文化センター (川柳中学校の目の前、駐車場あり)

    〒340-0002 草加市青柳6-45-17 電話048-936-4088

交通機関  東武・日比谷線 松原団地駅下車  タクシーで15分

主催 草加市役所

参加費 無料

お申し込みは、草加市川柳文化センターの関塚氏(電話048-936-4088)まで

女性の参加者、ご夫婦での参加も大歓迎です。

奮ってご参加ください。   <転載・転送大歓迎>

2011年2月 7日 (月)

コミュニティ・ビジネスは6次の隔たりが成功ポイント

1967年にハーバード大学の心理学者スタンレー・ミルグラム教授が実施した手紙の連鎖実験によって証明された仮説に”6次の隔たり”というものがあるが、それは6人の知人・友人を連鎖してゆけば世界中の誰とでもつながるという理論である。

1999年に上梓した拙著「コミュニティ・ビジネス」中央大学出版部のジャケットを良く見てみると、地球・日本列島を中心に上空から6人が手をつなげ、一つの輪、すなわちネットワークを形成している。これはまさに6次の隔たりだ。コミュニティ・ビジネスは、極論すればこうした6次の隔たりによって顔の見える関係の連鎖を表現している。

12年前の拙著にはそうした本文の意図が隠されている。

今回の拙著『新版コミュニティ・ビジネス』学芸出版社にも意図的に人と人との連鎖をつなぐジャケット(装丁画)にしてあるが、本文も装丁画も12年前から大きく進化・深化しているが核心はまったくぶれていない。

ご高覧あれ!

2011年2月 5日 (土)

豊田の榊

昨年11月29日愛知県豊田市下山地区で講演をしたとき、県の事務局の方に近隣にある道の駅に連れて行ってもらった。その際100円で購入した榊が2か月も経つのにいまだに元気に自宅の神棚で青々と茂っている。

いつもは近所の花屋さんで購入するのだが、海外産の榊は10日ももたない。国内産でも3週間が限度だが今回の豊田市下山地区の榊にはパワーがある。

松平郷も近く、家康祖先の地、トヨタの本社が近くにある。日本の真ん中なのか、元気のパワーが泉のごとく溢れている。そんな不思議なパワーが漂う榊の木(気)だ。

2011年2月 4日 (金)

次は4月に京都において出版記念セミナーを開催予定

2月1日の夕方から文京シビックホール会議室にて拙著『新版 コミュニティ・ビジネス』学芸出版社の出版記念セミナーが開催された。

おかげ様で50名を超える方々にご参集いただき、大盛会であった。

⇒ http://www.gakugei-pub.jp/cho_eve/1102hoso/index.htm

会場の皆さんの真摯な眼差しに細内所長も感動した次第である。

次は4月に学芸出版社さんの本社がある京都において出版記念セミナーが予定されている。

関西地区の皆さんにお会いできるのが楽しみである。

ぜひともご参加いただきたいものである。

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