コミュニティ・ビジネスは6次の隔たりが成功ポイント
1967年にハーバード大学の心理学者スタンレー・ミルグラム教授が実施した手紙の連鎖実験によって証明された仮説に”6次の隔たり”というものがあるが、それは6人の知人・友人を連鎖してゆけば世界中の誰とでもつながるという理論である。
1999年に上梓した拙著「コミュニティ・ビジネス」中央大学出版部のジャケットを良く見てみると、地球・日本列島を中心に上空から6人が手をつなげ、一つの輪、すなわちネットワークを形成している。これはまさに6次の隔たりだ。コミュニティ・ビジネスは、極論すればこうした6次の隔たりによって顔の見える関係の連鎖を表現している。
12年前の拙著にはそうした本文の意図が隠されている。
今回の拙著『新版コミュニティ・ビジネス』学芸出版社にも意図的に人と人との連鎖をつなぐジャケット(装丁画)にしてあるが、本文も装丁画も12年前から大きく進化・深化しているが核心はまったくぶれていない。
ご高覧あれ!
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