元気な商店街が懐かしい。
昨日は行きつけ20数年になる床屋のおばちゃんに散髪をしてもらいながら久しぶりに会話が弾んだ。
このおばちゃんはお店の新築ローン1億円を18年掛けて2年前に完済したそうだ。
細腕1本ハサミ1つで1億円返済である。散髪代が一人4000円だから3万人近くの顧客の頭を刈り続けたわけである。この道数十年、何とお見事なことである。
そして、おばちゃんから面白いことを聞いた。修行時代の彼女の師匠である大おばさんは、店の前を歩いてくる顧客を見て『お金が歩いて来る』といって商売に励んだそうだ。
このくらいの熱意がないとビジネスは成功しないものだ。昔はこうした熱心な商売人がどこの商店街にも必ずいたものだ。
元気な商店街が懐かしい。
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