等身大の地域で、環境負荷を減らしていくこととは
地域経営の根幹は、水、エネルギー、食料、そして地域住民の雇用である。
こうしたことへの”共同体の自治(自立)”が確立できないところに現在地方自治体の問題が潜んでいる。
生活にまつわる自己決定権を地域コミュニティ内に留め、住民たちが等身大の自立を作っていくことを可能にするのがCBなのである。
自己決定権が地域内で確立できなくなると、中央政府への依存が始まる。それは地方交付金ばかりか、新幹線として、高速道路として、空港として……である。そうなると中央政府に頭が上がらない構図となる。こうしてますます一極集中が始まる。
だから、はじめは小さくてもよい。
等身大の地域コミュニティで、可能な限り水、エネルギー、食料の自立を目指し、そして地域住民の雇用をCBで積極的に作っていくことが大切であり、それが環境負荷を減らしていくことにつながるのである。
« 平成の大合併で空きが生じた公共施設対策は? | トップページ | 細内信孝所長の小論文が掲載されました(2011.08.25発行)。 »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- さあ―大変だ。新聞の発行部数が減っている(2024.06.08)
- あの素敵な昴に乾杯、そして合掌(2023.10.16)
- マンション管理組合における理事の仕事とは(2023.10.16)
- 細内所長の旅日記ブログが1500回を達成しました(2023.04.12)
- 我々は文明開化以降の時間泥棒を断ち切れるだろうか?(2022.11.17)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント