沖縄の紙芝居おじさんとまちづくりキーワード
先日のクリスマス前の沖縄講演でのこと。
講演会の質疑応答中に出てきたお話し。
退職後に紙芝居屋さんで起業しようとしたおじさんが、金融機関からなかなか融資を引きだせなかった、と嘆いていた。
定年後は、好きな仕事で喜んでくれる人がいれば、収入が少なくても自己実現はかなうものだ。
細内所長も実は手作りの紙芝居や絵本、かるたが大好きだ。今回の沖縄訪問でも沖縄おもしろカルタ(とよながもりと作)「201112okinawa.jpg」をダウンロードを購入し、CBI総合美術館のコレクションに加えた
また12年前には、CBNの仲間たちとコミュニティ・ビジネス(CB)を紹介する絵本『まちにやさしい仕事』を作製し、お世話になった東京都墨田区の皆さんにその絵本を配ったものだ。
100冊限定の絵本だったのが今でも悔やまれる。墨田区の皆さん元気に暮らしているだろうか。
今回沖縄2泊3日の”講演の旅”で感じ取った沖縄のまちづくり、CBのキーワードは、
女性(特におばぁ)が主役、牧志のような公設市場、夜がとってもディープな雰囲気の栄町市場、沖縄フードアイランド(食材・フルーツ・泡盛等の豊富さ)、沖縄民芸(壺屋焼、染織工芸、銀細工、ガラス工芸など)、沖縄民謡(島唄、ラップ等)、共同売店、桜坂のような市民大学・劇場などなど、”沖縄はまさにCBの宝庫”であった。
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