1年を10日で暮らす商店街
地方の商店街は深刻だ。
先日もある門前町の商店街を見てきたが、店舗はシャッターを下ろしたままだ。
聞くところによると、1年のうちで年末年始の参拝時期以外、全くの開店休業状態だそうだ。
江戸時代に”1年を10日で暮らす良い男”として大相撲力士が人気を博していたが、
今は、参拝に来る年末年始の客商いだけで、年商の80%を占める商店街はホント深刻だ。
一年を10日で暮らす商店街だが、昔の力士のようなうま味はまったくない。むしろ、ぬるま湯に長時間浸かったゆで蛙と同じで、そこから抜け出す算段は今のところまったく見つからない。
そんな商店街がいま全国各地に多数存在している。
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