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2012年5月 7日 (月)

21世紀の二宮尊徳をインドに見る

今回のインド訪問で一番驚いたのは、4人乗りながら高速道路を小型のオートバイが快走していたことである。しかも4人とも学生で高校生のように見えた。

インドでは3人乗りは当たり前。4人乗りもときどき見かけたが、何といっても4人乗りの学生らしき集団の一番末席の男子は、なんとノートを広げ、バイクの上で勉強していた。しかも4人ともヘルメットなしである。

そこに21世紀インドの二宮尊徳を見ているような気がした(わが国の尊徳さんはシバ刈りの往復に勉強)。

あと十数年でインド(現在12億人)の人口は、中国(同13億人)の人口を超えて世界一の大国になるらしいが、こんなところにも若く、強いパワーを感じた。わが国だったら高速道路の入り口でとっくに阻止されていることであろう。

日本国のような管理社会がいいのか、あまり管理されない自己責任の社会がいいのか、人生、考えもんだ。

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