インドの交通事情
今回のインド訪問は、毎日が驚きの連続であった。
ニューデリー空港からデリー市内のホテルまで、車両で移動したが、夕方の通勤ラッシュ時に到着したため、帰宅を急ぐ通勤者のオートバイや自動車のなか、クラクションとエンジン音の喧噪の渦に巻込まれ、大渋滞を経験した。なかなか前に進まないのである。
ホテルまで片側2車線の道路であったが、半分はオートバイの車列、そしてもう半分が自動車の車列で、時にはそれらが入り乱れてのロードレースを展開している。自動車の半数近くが注意喚起のクラクションを鳴らしながらの走行でまさに圧巻であった。
まるでお祭り騒ぎか、大ロードレースの様相を呈していた。オートバイはもちろん3人乗り、2人乗りは当たり前で、車列に割り込んでくる。バスも屋根や窓にしがみついて人が乗っている。
大いに乱れた走行のように見えたが、これが事故もなく、さまざまな車両がまるで竜巻のように小生の乗る車両を通過していく。これがインドの首都・デリーの交通事情であった。
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