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加賀100万石とは、その領地から取れるコメの石高をいう。
1石とは、一人の人間が1日3合のコメを食し、1年間に(3合×365日=約1000合という)食べるコメの量をさす。1升ビンは1.8リットル、10升は一斗缶におさまる。すなわち一斗は18リットルで、1石は180リットルだから、1石は十斗となる。今でも造り酒屋は800石の酒を造るなどと石を使う場合がある。
ちなみに800石とは、114,000リットルで=一升瓶8万本となる。
ところで100万石とは100万人を養うだけのコメがとれるところと解釈すべきところだが、飢饉や天災などでその生産高は変動する。
しかも領主は石高(コメの生産量)の35%~40%を税(年貢)として農民から徴収していた。この按配を間違えて多く徴収すると農民一揆が起きる。
現代に置き換えてみれば、われわれの所得税や住民税は年収に対して何%だろうか。今後エンゲル係数の変動や社会保険料、固定資産税、そして来年から上がる消費税の追加分も考慮すると厳しいものがある。
今週末は土曜日に山武市の『地域デビュー応援講座』の2回目があり、千葉の九十九里浜に特急しおさい号で向かう。車内でボンレスハムのサンドウイッチと味噌ピーナッツを購入予定。
しかし週末締め切りの原稿が1本あり、5,000字との格闘を控えている。いまだ未着手。
今週末の日曜日で終了してしまう世田谷美術館主催の『暮らしと美術と高島屋』展へ足を運ぼうと考えている。が、原稿締め切りとの戦いだ。百貨というお店の商業主義と美術との融合を感じ取りたいと願っている。この分野は伊勢丹や松坂屋、三越なども面白い。もとはみんな呉服屋。ある意味、江戸歌舞伎の見得とつながる。
来週末の6/29土曜日は、前橋にある群馬県生涯学習センターでのお話し(CB講義)がある。久しぶりの群馬講演だ。だるま弁当、とり飯弁当、ソースせんべい、高崎駅構内のラーメン立ち食いなど、堪能したいことがいっぱいだ。これも仕事と旅の醍醐味だ。
おっと、これらは小生にとって、すべて仕事の一こまを彩るものだ。
今、近所の図書館から借りて『新宿学』戸沼幸市編著を読んでいるが、その中で紀伊國屋書店の紹介記事が面白い。紀伊國屋書店は、昭和2年に田辺茂一が22歳のときの創業である。実家・薪炭問屋(燃料のマキなどを販売)からの業種転換である。日々の生活を支える燃料屋から書籍販売への大転換である。しかも二十そこそこの若者起業だ。木造2階建て、売り場面積38坪(現在のCVSの約2倍の面積)で番頭1名、女性店員2名、小僧1名からのスタートである。
今風に言えば、新宿という立地を鑑み、情報財(書籍)への愛着と先を見据えた眼力・感性があったということだ。田辺がその後文化人といわれるのもうなずける話だ。
また同時に小僧という職業表現も面白い。昔はちょっとした商店・商家に小僧という見習い店員がいたものだ。小僧という言葉にはなぜか親しみを覚える。悪党と語呂が似ていて、なぜか愛着を感じるのは筆者だけだろうか。
私は、昨日(対豪州試合の翌日)の日本サッカー選手の記者会見が、今のわが国
内々の和は本当の
翻ってみると、今のわが国の社会経済状況を真摯に見つめ
えじゃないか、えじゃないかの
6月29日土曜日の13:30から群馬県前橋市にある群馬県生涯学習センター第1研修室にて、『あなたの想いをかたちにしてみませんか?~コミュニティ・ビジネスとは何か』と題して細内所長が講演します。
受講料無料、先着50名です。
詳しくはこちら⇒「20130629maebasi.pdf」をダウンロード
北関東にお住まいで関心のある方はぜひご参加ください。
前橋近辺は古代ロマンあふれるところで、昔は上毛野国といわれ、国造家の巨大古墳が群をなしています。詩人萩原朔太郎の出身地でもあります。詩集「月に吠える」 や「青猫」が代表作です。そのカバーを下毛野国の木版画家川上澄生が取り組んでいます。
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