先を見る眼とは(好きこそものの上手なれ!)
今、近所の図書館から借りて『新宿学』戸沼幸市編著を読んでいるが、その中で紀伊國屋書店の紹介記事が面白い。紀伊國屋書店は、昭和2年に田辺茂一が22歳のときの創業である。実家・薪炭問屋(燃料のマキなどを販売)からの業種転換である。日々の生活を支える燃料屋から書籍販売への大転換である。しかも二十そこそこの若者起業だ。木造2階建て、売り場面積38坪(現在のCVSの約2倍の面積)で番頭1名、女性店員2名、小僧1名からのスタートである。
今風に言えば、新宿という立地を鑑み、情報財(書籍)への愛着と先を見据えた眼力・感性があったということだ。田辺がその後文化人といわれるのもうなずける話だ。
また同時に小僧という職業表現も面白い。昔はちょっとした商店・商家に小僧という見習い店員がいたものだ。小僧という言葉にはなぜか親しみを覚える。悪党と語呂が似ていて、なぜか愛着を感じるのは筆者だけだろうか。
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