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2013年10月26日 (土)

再び問う、共生、分ち合いの思想

コミュニティ・ビジネスについて考える(1999年策定、2008年8月改変より)

現代社会は、グローバルに結びついた経済や地球規模で影響しあう環境に破綻をきたし、未曾有の危機に瀕しています。それらを乗り越えるためにも、地球規模で“共に分かち合う”ことが求められています。

この地球規模の諸問題の解決と分かち合いに取り組むべき“基本ユニット”となるものが、人々の住む地域コミュニティにほかなりません。現代社会において、それぞれ顔の見える関係の地域コミュニティで、そうした諸問題を解決する方法の一つに“コミュニティ・ビジネス”があります。

コミュニティ・ビジネスは、住民自らが地域コミュニティを元気にすることに目標をおき、社会的排除に会う人を出さない。かつ地域固有の資源を積極的に活用し、コミュニティ内の問題解決と生活の質の向上を目指し、そこに住む人々が活き活きと快適に働き・暮らすことに主眼を置いた新しいタイプのビジネスです。その目的とするところは、地域コミュニティで活かされない地域資源を出さない。いわば
”共生、分ち合いの思想”といえるでしょう。

その考え方の一部をコンパクトにまとめた小論『地域を元気にするコミュニティ・ビジネス』が、2008年7月15日の生産性新聞に掲載されました。ご照覧ください。

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