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2013年11月 5日 (火)

何事も八方丸く収めるわが国の慣習

江戸の徳川幕藩体制から続くものとしてお中元、お歳暮の習慣がある

人間関係を良くするための手段として今でもその慣習が幅を利かせる。

れを少しでもケチると播州赤穂の浅野さんのように意地悪をされたり、品位を疑われた。

これも江戸中期からのわが国の良い習慣でもあり、悪習でもある。贈り手の気持ちが伝わる度を超さないモノが今でも求められる。度を超すとまさに賄賂になる。

そして『特定』という言葉がわが国の”曖昧さ本位”を表現する。

1998年施行の通称NPO法も『特定非営利活動促進法』だった。この曖昧さがお上も庶民も満足させる魔法の言葉になる。ただしそこにはいつも曖昧さがつきまとう。

何事も八方丸く収める慣習は、たぶん江戸の中期からだろう。武家社会では特に儒教(朱子学)の影響が大きかった。当時の幕府官僚(旗本)に対する地方政府(各藩)からの付け届けは幕府からの仕事が発生するたびに行われたものだ。

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