コミュニティのライブな感触
東京市ヶ谷にある大学院の『コミュニティ・ビジネス論』が佳境に入っている。
今年の細内所長の出講は11月から来年の1月までだ。
シラバスはこちら。
コミュニティのライブな感触を導入するために、ゲストスピーカーを招いたり、現地視察を導入して授業を面白くしようと日夜工夫を重ねている。
まずは地域再生・震災復興に取り組んでいる(一社)みんなのとしょかんの川端代表をゲストに迎えた。
また一昨日は、市民が運営するコミュニティ・シアターの川越スカラ座(NPO法人が経営)の役員東海林氏を招いた。
1/11には、福祉の工房、有限会社さいとう工房の社長斎藤省さんをお招きしてロボット型電動くるま椅子の実演とその周辺環境の解説をお願いしている。毎回3時間の授業の中でゲストとの交流パフォーマンスを意識して展開中だ。
1/19の最終授業では、栃木県足利市の知的障碍者更生施設こころみ学園のワイン醸造場・有限会社ココ・ファーム・ワイナリーを視察し、障碍者一人ひとりに合せた仕事の作り方を見てくる予定だ。カラスを追い払うために朝から夕方まで缶をならし続ける係り、園生100人分の洗濯を一手にする係り、葡萄畑の下草刈りをする係り、葡萄についた虫取りをする係りなど、その人(障碍者)の可能性に合わせた仕事がいっぱいだ。
こうご期待。
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