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2014年1月

2014年1月31日 (金)

障碍者一人ひとりに合わせる未来志向の福祉

2つの写真は、私が担当する6年目の法政大学大学院の授業風景。さいとう工房の斎藤さんをゲストに迎え、コミュニティ・ビジネスやソーシャル・ビジネスについてディスカッション。斎藤さんの”福祉の仕事”に対する熱い想いに一同感動する。

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電動車いすは障がい者一人ひとりのニーズに合わせ、その仕様を変える未来志向の産業だ。2020東京パラリンピックもそうした面を強調した方が未来志向でインパクトが出るはずだ。

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栃木県足利市のココ・ファーム・ワイナリーは、知的障がい者の父母たちが中心になって設立した有限会社(コミュニティ・ビジネス、子供たちの働く場を自ら生み出した)だ。こころみ学園内の視察前に園内のレストランにて社会人大学院生たちとランチを楽しむ。

2014年1月20日 (月)

山の学園はワイナリー、こころみ学園のやってんべ

昨日1月19日の日曜日に知的障がい者更生支援施設『こころみ学園』、『ココ・ファーム・ワイナリー』を法政大学大学院の視察で今年も訪問。

ここには、創設者川田昇先生のスピリッツ『やってんべ精神』が今も生きる。
1998年足利商工会議所におけるCB講演の帰りに、当時商工会議所の中島専務理事に連れられて、こころみ学園を訪問し、川田昇園長に出逢う。
以来『やってんべ精神』に感銘を受け、毎年ココ・ファーム・ワイナリーに仲間を連れて通う。
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東武鉄道足利市駅構内に展示されているココワインのコーナー。
足利市は関東平野の北端、東京・北千住駅より特急りょうもう号で60分の近さだ。
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ワイン樽の貯蔵庫は冬でも暖かい。ここには知的障がい者一人ひとりに合わせた仕事がある。

2014年1月18日 (土)

多くの若人との出会いに感謝!

東京市ヶ谷にある法政大学大学院の政策創造研究科『コミュニティ・ビジネス論』の教室における授業が本日1月18日で終了しました。法政大学大学院では6年間の非常勤講師でしたがあっという間でした。春学期に於ける外堀の桜が印象に残っています。
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小生40歳の1998年(平成10年)に中央大学法学部非常勤講師を拝命し、その後3つの大学院、3つの大学学部、そして1つの短大における計16年間にわたる教員生活でしたがまもなく卒業します。女子短大では1年間でしたが貴重なゼミ担任も経験させてもらいました。
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多くの若人とのそうした出会いに感謝し、次のステージをめざします。まだまだ馬力は出ます。
☆彡

2014年1月13日 (月)

電動車いすの進化と世の中の進歩

先週末の土曜日は、私が非常勤講師をしている市ヶ谷の法政大学大学院で『コミュニティ・ビジネス論』の講義があり、久しぶりに墨田区本所のさいとう工房(2011年ロボットコンテスト『第2回ROBOT JAPAN』にてMVP賞受賞)の斎藤省さんをゲストにお迎えし、電動車いすの発展・進化の状況を伺った。

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今から15年前になるが、さいとう工房さんへ足を運んだ。当時拙著『コミュニティ・ビジネス』中央大学出版部を持参し差上げた時、うちのお客さんもこうした本を出していますよ、と斎藤さんから見せられたのが、あの乙武さんのベストセラー『五体不満足』だった。つまり彼の電動車いすは斎藤さんのところで製作したものだった。

その後、世の中は大きく進歩し、まちのあちこちで電動車いすを利用する障碍者を普通に見かけるようになり、私たちの生活シーンの一部にもなっている。

上記の写真は授業終了後、斎藤さんと一緒に写したもの。電動車いすを持参していただいたが、乗り心地や駆動性は15年前に比べ格段に進化し、快適そのもの。

授業の中で斎藤さん曰く「車いすを作ることが目的ではなく、障碍者自立して自分たちの生活も環境も自ら変えていく。そのような気持ちを引き出すご縁につながることを願って今、この仕事をしている。」と素晴らしいコメントだ。

本物の仕事は輝いている。

2014年1月10日 (金)

写真による津軽旅行記

今年も北国から始動だ。地域づくりのフォーラム出席のため東京駅から新幹線 はやて号で一路青森の五所川原へ。

赤い新幹線は秋田行き、緑の新幹線は青森行き、お隣の2階建て新幹線は新潟行きと東京駅で揃い踏みだ。E5系の新幹線はノーズが素敵だ。まるでイルカの鼻の様だ。

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新青森駅の在来線乗り場には函館行きの特急が待っていた。ここで五能線に乗り換え五所川原に向かう。1時間ほどで奥津軽の五所川原駅に着く。あたり一面が雪景色。しかし今年は雪が少ない。自宅から6時間30分の長旅だったが、列車の旅もたまには良いものだ。

 

2014年1月 5日 (日)

教育を生かした地域づくり

1月8日の水曜日から青森県五所川原市で開催されるフォーラム『教育を生かした地域づくり』(県主催)にパネリストとして出席します。タイトルが少し難しいかな。

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1998年に大学の教員になってから16年が経過し、兼任講師から客員教授まで、短大生から社会人大学院生まで、彼らと一緒にいろいろな経験をさせてもらいました。

青森県が正式にコミュニティ・ビジネスを始めるので、最初の講演に来て欲しいと依頼があってから10年が経過しました。その後、青森県では多くのコミュニティ・ビジネスが誕生しました。金木元気倶楽部もその一つです。

そしていま、県立金木高校で高校生1年生に一昨年、昨年とコミュニティ・ビジネスの授業を行いました。生きることと働くことの大切さ、その手段として、郷土愛を持ちながら地域資源を活用し起業するコミュニティ・ビジネスの楽しさ、面白さを伝えてきました。

青森五所川原のフォーラムではそんなことを皆さんに伝えていきたいと思います。

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☆彡

2014年1月 1日 (水)

新年のご挨拶 

謹賀新年 

本年もどうぞよろしくお願いします。

2014年 元旦

本年は1月7日より始動し、青森県五所川原市(青森県主催)の教育を生かした地域づくりフォーラムにパネリストとして参加します。

1月8日フォーラムのチラシはこちら⇒「20140108.pdf」をダウンロード

 

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ご近所の方はぜひご参加ください。

☆彡

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