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2014年2月

2014年2月28日 (金)

わが国の人材流動性の無さが一番の参入障壁

少し前になるが英国を訪問した時、彼の地の社会的企業をいくつか見てきたが、そこの管理職には人材の流動性があり、プロジェクトワイズで事業を展開しており、クォタリーベースの事業展開、年次報告書の情報開示は当然のことであった。

管理職の転職も多く、だれもがキャリアアップが当然であり、営利も非営利も同じ人材市場で競争していた

わが国の人材流動性の無さが一番の参入障壁であると感じた。最近叫ばれている規制緩和すべきとは、こうしたことではないか。

<細内のFBと同時掲載>

2014年2月27日 (木)

震災から3年が経過し被災地に求められるもの

いま被災地では人口減少と少子高齢化が同時並行的に起きている。

そこで新たな仕事を起こしていくのは大変な困難を伴うもの。だからこそ、社会的企業の存在が求められる。10年間の時限立法でも良いから行政による社会的企業の創出が真剣に議論されるべきだろう。

 行政が時限立法による特例会社(社会的企業)を作り、被災者・失業者を優先的に雇用する。仮に5年~8年後も市場性があれば存続させ、その資本(株式)を従業員・地元に優先的に譲渡していくなど、さまざまな工夫が必要となるが、そのくらいしないと被災者への内包策は十分でない。

 社会的企業の経営者には、地元の有能者や全国公募も含めて、その後のキャリア開発・待遇を事前に情報開示、契約する仕組みが求められるが、こうしたソフト的な内包策が、震災から3年を経過する被災地にはハードの整備と併せて真に求められていることの一つだろう。

<細内のFBと同時掲載>

2014年2月24日 (月)

やってんべ精神でコミュニティ・ビジネスをはじめよう!

細内は、明日2月25日火曜日に宮城県仙台市の東北電力グリーンプラザアクアホールにて開催される”被災地ホーム・カミング・デー”にて、”被災地で仕事を立ち上げる、やってんべ精神でコミュニティ・ビジネスをはじめよう!”と題して、基調講演と起業ワークショップを行います。お近くで関心のある方はぜひご参加ください。

日時 2月25日(火)の10時~15時

場所 宮城県仙台市 東北電力グリーンプラザ アクアホール(電力ビル1階)

参加費  無料

詳しくはこちらから「20140225watari.pdf」をダウンロード

講演会のレジメはこちら「20140225try.pdf」をダウンロード

お問い合わせ先

被災地ホームカミングデー実行委員会事務局(亘理いちごっこ内)

先日のお知らせに、今回は講演会のレジメを付けました。

ぜひご覧になって、”やってんべ精神”に共感しよう。

2014年2月23日 (日)

私のフェイスブックを紹介

私のフェイスブックですが、2010年からスマートフォンを活用し、写真を掲載し始めています。仕事柄全国各地への出張が多いので大変便利です。

下記のアドレスからその写真のダイジェスト版を紹介しています。

⇒ https://www.facebook.com/photo.php?v=668866119821195&set=vb.100000934392608&type=2&theater

ご笑覧あれ!

世の中の動きが少しぶれ始めていますので、写真はぶれのないよう日々努めています。

2014年2月20日 (木)

大雪でも心はとても熱い日になった。

先日2月8日大雪のなか、墨田区本所地域センターにおいて、”さいとう工房設立20周年記念感謝のつどい”に参加してきた。

斎藤さんとは20年近いお付き合いになる。私がコミュニティ・ビジネスの社会開発実験で墨田区両国駅前に地元の経営者と共同事務所を構えて以来のお付き合いだ。あっという間の20年間だった。

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大江戸線蔵前駅から本所まで雪のなかを歩く。

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大雪にもかかわらず多くの人々が参集した。

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さいとう工房メンバーの勢ぞろいだ。

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エンジニアのハビブ氏と、さいとう工房は国際色豊かだ。

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さいとう工房の重鎮、須藤さん。彼とも20年近いお付き合いになる。

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新製品電動車いすのレルライトと斎藤さん。

大雪のなか行われた感謝のつどいだったが、心はとても熱い日になった。

障碍者一人ひとりに合せて造る電動車いすは、大いに期待できる新産業(コミュニティ産業)だ。

2014年2月17日 (月)

芋粥をご馳走するご先祖様とは?

中学時代に読んだ芥川龍之介の今昔物語を題材にした『芋粥』だが、五位の武士に芋粥をご馳走する平安時代の武士藤原利仁が、ご先祖様の一人かもしれない?と分かり、最近本当にビックリしたものだ。

今年に入り、母方の祖母系実家の旗本井上家(家紋は撫子)の菩提寺、渋谷広尾の祥雲寺(臨済宗)にて、その墓籍簿を見せてもらったが、そこには『藤氏、旧氏長井氏也、藤原利仁鎮守府将軍の末裔』と記載あり。はたして真実はいかに?

藤原利仁流は仮冒が少ないと専門書に出ていたがホントかな?家系図そのものは仮冒の集大成と言われているが。

さて、ここ3年間のご先祖様探しから見えてきたことがもう1つ。父方の細内(ほそうち)は「細納」に通じ、細納は「さいとう」とも読める。日光市役所のHPより1315年南北朝の時代に足尾郷に移住とある。 また大同3(808)年という別な説もある。

下野国足尾郷の原集落には南北朝時代から斎藤(家紋は下り藤)と細内(家紋は梅鉢と木瓜)しか住んでなく、そこの斎藤は平家物語に出てくる斎藤別当実盛の末裔を称している。斎藤別当実盛も藤原利仁鎮守府将軍の末裔である。平安武士の利仁将軍の子孫は、この斎藤実盛と前述の美濃(長井)斎藤の2系統に大別されるらしい。

この2つの潮流(系統)がどう結び付くのか。我、大いに興味のあるところだ。

2014年2月12日 (水)

2/25東北被災地ホーム・カミング・デー

細内所長は、2月25日に仙台市青葉区一番町の東北電力グリーンプラザ アクアホールにて開催される”被災地ホーム・カミング・デー”に参加し、被災地で仕事を立ち上げると題して、講演と起業ワークショップを行います。

日時 2月25日(火)の10時~15時くらい

場所 東北電力グリーンプラザ アクアホール(電力ビル1階)

参加費  無料

詳しくはこちら⇒「20140225watari.pdf」をダウンロード

お近くで関心のある方はぜひご参加ください。

お問い合わせ先

被災地ホームカミングデー実行委員会事務局(亘理いちごっこ内)

後日談:当日の写真を掲載します。若者たちが多数参加しました。

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2014年2月 6日 (木)

細内が主宰するコミュニティ・ビジネス・ネットワークの講演会

細内所長が主宰するコミュニティ・ビジネス・ネットワーク(CBN)の講演会のご案内です。

以下、CBN東海林伸篤事務局長からの転送メッセージです。

関心のある方は高田馬場で会いましょう。転送自由大歓迎。

CBNメールマガジン
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現在の登録数:304アドレス
随時全国各地からの情報を募集しています。
情報発信の場としてご活用ください。
投函はwww.cbn.jpの「問い合わせ」からお願いします。
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コミュニティ・ビジネス・ネットワーク講演会のご案内
「日本の温泉文化を語る」

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2月のCBN講演会では、大田区の銭湯で働く傍ら
風呂デューサーとして活動する毎川直也さんを
お招きします。
毎川さんは、温泉ライターとして温泉の記事の執筆、
温泉イベントの企画ほか、温泉文化の振興に
寄与するべくテレビ出演もされるなど多彩な活動をされています。
当日は、温泉についてコミュニティ・ビジネス的視点においても
詳しい細内信孝(日本のコミュニティ・ビジネス提唱者)も参加し、
日本の温泉の未来について共に考えます(「温泉と共同湯」共著あり)。

皆様のご参加をお待ちしております。

■テーマ:(仮)日本の温泉文化を語る
■講    師:毎川直也さん(風呂デューサー)
■日    時:2014 年2月10日(月)19時~20時すぎ
■場    所:高田馬場創業支援センター 3階
       03-3205-3031
       http://incu.shinjuku-center.jp/access.html
       JR山手線 高田馬場駅 戸山口より徒歩約2分
■参加費:CBN会員500円、非会員1000円
      ※終了後1時間程度の懇親会を予定しております。(会費は別途)
■申込み:http://www.cbn.jp/postmail1/postmail.html
       よりご連絡をお願い致します。
■参    考:毎川さんインタビュー記事(日本お風呂温泉倶楽部)
http://www.yutaro.org/read/interview/maikawa/
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http://www.cbn.jp/postmail1/postmail.htmlにてお知らせ下さい
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以上

2014年2月 1日 (土)

いま、地域コミュニティに必要な人材とは

今年度、東北の高校生の前で地域づくりの講演をする機会を得た。
その際、地域づくりに向けて考えたことは、子供達に次の5つのスキルをぜひ学んで欲しいと思ったことだ。
人口が急減する地域コミュニティを抱えているところの大人たちには、子供達と接するとき、よく考えて欲しいテーマなのだ。
まず、
①郷土愛を育め、おらが地域コミュニティを愛せよ。
②地域資源を見極める眼を養え、地域のどこに優れた資源があるのかを知れ。
③そして、その良さをPRするプレゼン能力を磨け、
④地域コミュニティ型のCB事業企画立案能力を備えよ、
⑤自営業、地域起業、ベンチャー・ビジネスに誇りを持て。
若いうちにこうした”地域ワクチン”を打つことは、彼らが大人になって”地域免疫”となって効いてくるものだ。
そうした感性を備えた人材がいま地域コミュニティには必要ではあるまいか。特に上記の③、④、⑤の項目がわが国の教育に一貫して欠けているところだろう。
~細内のFBと同時掲載~

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