芋粥をご馳走するご先祖様とは?
中学時代に読んだ芥川龍之介の今昔物語を題材にした『芋粥』だが、五位の武士に芋粥をご馳走する平安時代の武士藤原利仁が、ご先祖様の一人かもしれない?と分かり、最近本当にビックリしたものだ。
今年に入り、母方の祖母系実家の旗本井上家(家紋は撫子)の菩提寺、渋谷広尾の祥雲寺(臨済宗)にて、その墓籍簿を見せてもらったが、そこには『藤氏、旧氏長井氏也、藤原利仁鎮守府将軍の末裔』と記載あり。はたして真実はいかに?
藤原利仁流は仮冒が少ないと専門書に出ていたがホントかな?家系図そのものは仮冒の集大成と言われているが。
さて、ここ3年間のご先祖様探しから見えてきたことがもう1つ。父方の細内(ほそうち)は「細納」に通じ、細納は「さいとう」とも読める。日光市役所のHPより1315年南北朝の時代に足尾郷に移住とある。 また大同3(808)年という別な説もある。
下野国足尾郷の原集落には南北朝時代から斎藤(家紋は下り藤)と細内(家紋は梅鉢と木瓜)しか住んでなく、そこの斎藤は平家物語に出てくる斎藤別当実盛の末裔を称している。斎藤別当実盛も藤原利仁鎮守府将軍の末裔である。平安武士の利仁将軍の子孫は、この斎藤実盛と前述の美濃(長井)斎藤の2系統に大別されるらしい。
この2つの潮流(系統)がどう結び付くのか。我、大いに興味のあるところだ。
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