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2014年3月31日 (月)

便利でオシャレな街の条件とは?

平日東京渋谷の広尾界隈に出かけてみた。

久しぶりに広尾の商店街を歩いてみたが、各店舗の業種・業態は大きく変化していた(昔はペットショップもコンビニもなかった。今はそれがあることが便利でオシャレな街の条件にもなっている)

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路地裏で重厚なある施設の前でふと足を止めてしまった。その静かさに驚いたのである。

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子育て支援センターと看板が出ている割には子供たちの声が全然聞こえてこないし、その姿も見かけない。昔(昭和30、40年代ころ)は路地裏にたくさんの子供たちがおり、笑声や泣き声、喧嘩の様子がまるでオーケストラのように聞こえてきたものだ。このまちの静けさが、今の少子高齢社会(60歳以上がわが国の人口の30%以上になり、生まれてくる子供の数は団塊世代(昭和20年代)の半分で年間110万人程)を如実に表している。

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チェーン店も、このまちの風格に合わせた”店の顔”を演出している。

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看板も少しオシャレな雰囲気を醸し出している。

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地域コミュニティの存在する商店街には銭湯が必須アイテムだろう。つまり銭湯は地域の社交場である。このライフスタイルも、江戸100万都市の元禄のころから生まれた江戸っ子の生活習慣である。

 

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