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2014年5月

2014年5月29日 (木)

コミュニティ・ビジネス・ネットワーク情報

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コミュニティ・ビジネス・ネットワーク
2014年度 総会 及び交流会の開催について
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下記の通り、CBNの総会及び交流会を開催いたします。
会員及び賛助会員の皆様は、19時よりご参加ください。
一般の方は、20時からの交流会にぜひご参加ください。
交流会では、CBN理事長の細内信孝をはじめ、コミュニティ
ビジネスの専門家が集まり、各々の活動報告を行います。
初めての方にもご参考になる内容ですので、どうぞお気軽に
お越しくださいませ!
どうぞよろしくお願いいたします。

                 記

○2014年度 コミュニティ・ビジネス・ネットワーク総会

*日時:2014年6月7日(土) 18時30分~19時15分
            (交流会:19時30分~20時30分)
*場所: 新宿区立新宿消費生活センター分館 3階会議室
       (新宿区立高田馬場創業支援センター)
*住所:東京都新宿区高田馬場一丁目32番10号

<公共交通>
・JR山手線 高田馬場駅 戸山口より徒歩約2分
・ 西武新宿線 高田馬場駅より徒歩約3分
・ 東京メトロ東西線 高田馬場駅より徒歩約5分

【ご案内図】
http://incu.shinjuku-center.jp/access.html

*議題:第1号議案 2013年度事業報告及び収支決算について
第2号議案 2014事業計画及び収支予算について
第3号議案 2014年度組織体制について

□申込み:http://www.cbn.jp/postmail1/postmail.html より
お申込みください。
 

2014年5月27日 (火)

KYを気にする人よりも、TPOを気にする人間になって欲しいものだ

最近気になっていることの一つに近隣中学生の登下校時の服装である。

東京郊外のニュータウンにある公立中学校の生徒たちは、男女とも学校指定の上下のジャージを着て登下校しているが、TPOをわきまえた服装なら、学校指定の制服を着てしかるべきだろう。これでは一日中ジャージを着て過ごす生徒を増やすことになり、将来TPOの重要性を見失う大人を産み出すことにつながりかねないからだ。

服装にはその人の人格が現れるという。ジャージは体操着である。朝の爽快感・緊張感(やる気)は制服によって高められるといっても良い。

実は私も、今から45年前の小学校時代に校長から「白のトレパン(トレーニングパンツ)で登下校しないように、TPOに合せた身だしなみに気をつけるように」と指導を受けたことがあり、今でも脳裏に強く残っていることだ。このことは、当時の長島豊丙校長の卓見である。人格形成時における服装、身だしなみの指導は大事である。

自立心を育み、自己を確立する上で、少年期、青年期の服装・身だしなみは大切である。ましてや、全員同じジャージ姿の登下校には何をかいわんやである。

『KYを気にする人よりも、TPOを気にする人間になって欲しい』ものだ。

近くの小田急線沿線の私立の一貫校では、公的な行事に”男女とも第一装の服装”を規定しているところもある。

公立校も子供の個を尊重し、TPOをわきまえた人間育成の教育をしてほしいものだ。画一的で目的外のジャージ姿に疑問を持つのは私だけだろうか。長島豊丙校長の遺志が私の背後にいるようだ。

2014年5月22日 (木)

地域ブランドとは人が時間をかけ丹精こめて創るもの

数年前になるが、コミュニティ・ビジネスの起業講座(年間8回程度)で2年間秋田県へ通っていたときのこと。CB講座の帰りには、よく秋田県内の温泉に通ったものだ。

その秋田県を代表する温泉と言えば、真っ先に思い浮かぶのが乳頭温泉郷である。その中でも乳白色の湯で混浴露天風呂のある有名な旅館がある。JRや旅行会社のポスターに必ず掲載される露天風呂風景は、有名な入浴シーンの一つとなっている。

そこの社長さんとお話しをしたことがある。地元秋田の方である。彼いわく、『他人である先代さんからここを譲り受けたころは、ここも鄙びた温泉宿であった。それを時間をかけ、丹精こめて整備していったのが、いまの混浴露天風呂である。』と、つまり人の手によってここも造られたものである(ハワイの有名ビーチも造られたもの)。石を退かしながら丹精こめて、ソフトもハードも整備していった。そんな社長さんや従業員さんの”おもてなしの心”が、この温泉宿のブランドを作ったものだ。

つまり地域ブランドとは、人が時間をかけ丹精こめて創りあげるものである。

2014年5月19日 (月)

私なりの自己紹介 その2

自己紹介の第二弾は、少し視点を変えてみました。

F. 私の教員アーカイブ(ⅠⅡ)

G. 私の書き物のアーカイブ(ⅠⅡ)

H. 私のテレビ出演アーカイブ

I. 私の仕事の得意技

J. 私の”はなし家”としてのアーカイブ

これを自己紹介F.G.H.I.J.の法則という。

こんな自己紹介もあって良いだろう。

コミュニティ財、すなわち情報財の時代だから編集機能が大切になってくる。

自己紹介のその1 はこちら

2014年5月18日 (日)

私なりの自己紹介

FBには次々と掲載したが、ココログにはすんなりと、自己紹介しよう。

A. 私なりのメッセージ

B. 私と社会起業家たち

C. 私の本

D. 私のCB総合研究所

E. 私の美術館

これを我流であるが自己紹介A.B.C.D.E.の法則という。

自己紹介のその2 はこちら

2014年5月16日 (金)

都知事も見に来る住宅公社の建替事例

細内所長はよく京王線の千歳烏山駅付近でランチを取る。

昨日、ランチ後に前から気になっていた東京都住宅供給公社の烏山住宅建替えをアポなしで見に行った。

築50年近い住宅の建替えをにらみ、少子高齢社会を意識したサービス付き高齢者向け住宅で86戸あるそうだ。この4月から入居が始まったとのこと。

住まいと医療・介護が一体化し、地域包括ケアも取り込んだ終身建物賃貸借方式をうたっている。残念ながら建物の中は見学できなかったが、併設している1Fのコーヒー店から拝見した次第だ。建物間の配置もゆとりがあり、落ち着いた雰囲気だ。

有料老人ホームとしては、高齢入居者に福祉サービス付き(介護保険や医療保険を活用しながら)で、月13.5万円~あるそうだが、高齢者居宅支援やデイサービス、保育所、クリニック等も完備され、かつ多世代交流施設などを複合化し、多世代共生のすまいづくりを創出するとパンフレットに記載されてあった。まだ稼働したばかりで仕方がない面もあるが少し寂しい。これから第2期入居の説明・見学会があるそうだ。ここは民間の管理業者や福祉・医療の事業者が公社と一緒になって取り組んだ初の大型建替えモデル事例だ。

高度経済成長期に建てられた団地(築50年)の建替えモデルとしては面白い事例の一つになるだろうが、何かもの足らないと感じるのは私だけだろうか。それはたぶん心に安らぎを与え続けるものが欠けているからであろう。欧米のシニア向け保養地・施設には教会やスポーツ施設、大学のサテライト施設などが併設してある。

わが国の楽しむという生活文化水準も欧米のように成熟するまでには、まだ時間がかかりそうだ。

ちなみに昨日、舛添東京都知事も午前中に同施設を見学に来ていたと施設関係者から伺った。

私の感度も時代と少し合ってきたかなと思うこのごろである。

2014年5月13日 (火)

コンパクトシティよりも、さらにダウンサイズしたコンパクトタウンが良い

最近内閣府が60歳以上の男女に複数回答で調査した自分の住む地域の心配・不便さの結果がでている。

一番の心配・不便さには、16%の日常の買い物に不便である。二番の10%には医院病院の通院に不便、三番の9%には交通事故に遭いそうで心配、四番には交通機関が使いにくい・未整備である。以下、道路が未整備、散歩に適した公園・道路がない、図書館や集会施設が不足しているの順になっている。

翻ってみると、日常の買い物に便利である。病医院が近くにある。交通機関として鉄道、路線バス、コミュニティバス、タクシーがある。散歩できる大きな公園、災害時の広大な避難エリアがある。センター地区には集会所や図書館、そして400名が収容できるホールがある。さらに複数のショッピングセンター、医療モール、郵便局・複数の銀行、ファーストフード店等がある。これからのまちづくりのあり方には、こうした条件を満足させるまちづくりを目指すべきなのだろう。

上記の条件に当てはまるまちづくりの事例の一つに、所長の住む多摩ニュータウン最後の開発地区である東京都稲城市の若葉台地区がある。地区人口は12,000人(一中学校区相当の人口規模)、ここは、2000年の街びらきから段階的に整備されてきたが、14年前に引越した時の京王相模原線若葉台駅は無人駅だったが、今は多くの乗降客で賑わっている。

以前から当ブログや拙著「新版コミュニティ・ビジネス」学芸出版社発行のコラム(48ページ)でもたびたびまちの近況を報告してきたが、こうしたコンパクトなタウンサイズこそ、高齢化の深化が著しく進む我が国の(人口減少)地域社会の基本ユニットとして有効なのではないだろうか。

この中学校区サイズは、地域包括支援センターの活動エリアとほぼ一致するからである。

こうしたまちづくりのハードとソフトの一体的な整備こそ、団塊世代が多く住む東京圏をはじめとする大都市圏に求められる喫緊の課題の一つなのだ。

2014年5月12日 (月)

お金を貯めるのに上手な企業経営者

細内所長は、仕事柄、企業経営者と談笑する機会が少なくない。

なぜ彼らが上手にお金を蓄財するのか。

彼らに共通する”商売の特性(商い上手の8原則)”を挙げてみよう。

1.まずはケチである(浪費家でなく、節約家である)。

2.財布を持たない(すべからく現金決済である)。

3.よって紙幣を折りたたんでいつもポケットに入れている。

4.カードは持たない(金が出ていかぬ工夫をしている)。

5.日銭収入の強みを知っている(商いの基本は日銭商売であり、その喜びを知っている)。

6.反面、出ていくお金の支払いは出来るだけ遅く、を旨としている。

7.金にまつわる金利のうま味や怖さを知っている。

8.必要なお金はいつでも出せるように準備している。

この商い上手の8原則を持つ企業経営者は、どちらかというと西日本に多く、中部地区、三重・名古屋・静岡方面に多い、というのが私の経験則である。

2014年5月 8日 (木)

あきんどのDNAと基本セオリー

私のDNAの中にあきんど(商人)のDNAが流れている。

母方の実家は干瓢乾物問屋であったが、類は友を呼ぶで母の母(祖母)は女学校を出てすぐに造り酒屋から嫁に来た。祖母は18歳であった。

さらに500年前の室町時代の祖先の一系統に、諸国を行脚する油商人(問屋)もいたらしいことが最近分かった。

このDNAの関係からか、私はいまだに講演(仕事)で全国各地を巡回することに飽きないのである。

昔、母の実家には木製の電話箱があった。よくその中で遊んだものだ。その入り口には、電話番号9番と硝子戸に書かれていた。今から110年前の大正初期に民間資本で電話線を引いたため、役場の電話番号25番よりも若い番号が割り当てられた、と子供のころ祖母から聞いた。民間資本の活用で今ならさしずめPFIなのだろう。

なぜそこまでして当時電話が必要かというと、干瓢(今でもご当地は全国の90%を生産している)の商品相場は経済環境で大きく動く投機商品であった。東京、大阪の干瓢市場の取引情報をいち早く入手する必要があったからだ。それが生産地問屋の使命であり、商いの生死を左右する価格情報のやり取りに当時最先端の電話が活用されたのだ。

母の実家の干瓢問屋は、城下町の本陣入り口にあった。その立地は町で一番栄えた立地であったが、そこは借地であった。本陣さんは土地を売らない。商人は店の立地場所を見て、臨機応変に対応できる借地が一番であると子供のころ祖母から教わった。最近160年間の賃貸契約を残念ながら解消したと従兄弟から聞いた。

今でもこの考えは正しいと思っている。その証拠に量販店スーパーやロードサイド店舗の店舗戦略は借地展開が基本セオリーとなっている。出退店をし易くし、資金繰りを考えると真っ当なセオリーなのだ。

2014年5月 7日 (水)

思いやりの心

それは見習いたいもの。

先日わが研究所のそばのいつも行く蕎麦屋でかつ定食を食していると、テレビでよく見かける食博士が小生の隣りの席に着席し、上かつ丼を注文した。何度か蕎麦屋でお見かけするが、彼もかつ丼が好物らしい。

私も講演時にマオタイ・スーツをよく着るが、彼も黒のマオタイスーツをおめしになっている。

閑話休題

彼の博士は、かつ丼を1/3ほどカツを残し、秘書と共に先に出ていった。

帰り際に、彼はお店の人に一言残していった。

『最近太り気味だから残したよ。』

これもお店のスタッフに対する思いやりである。

彼はかつ丼の良し悪しでなく、店主に対する思いやりのことばを残して出て行ったわけである。

彼の思いやりの心をそこに見た。

こうした気配りの心を私も見習いたいものである。

2014年5月 3日 (土)

CBN講演会のお知らせ

細内が理事長を務める民間の非営利組織CBNの講演会です。ご参加ください。

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コミュニティ・ビジネス・ネットワーク講演会のご案内

「(仮)地域づくり事業のすすめ~コミュニティ・ビジネスの実践と展開~」

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5月のCBN講演会では、 地域の様々な人々(パパ・ママ、学生、町会・商店街)を巻き込み、協働して“子どもの遊び場・居場所づくり”を進めている星野諭さんをお迎えします。「カービー」の愛称で子どもたちから親しまれる星野さんは、一起業家として、各種市民活動団体や企業と有機的なネットワークをつくり、コミュニティ・ビジネス的な視点で“地域づくり事業”を実践されています。講演では、行政の補助金に頼らずに資金調達をし、各種団体や専門家と協力関係を築き、チームとして事業を進めていく秘訣など、星野さんのこれまでの活動事例をもとに、お話いただきます。皆様のご参加をお待ちしております。

■テーマ:「仮・地域づくり事業のすすめ~コミュニティ・ビジネスの実践と展開~」

■講 師:星野諭さんNPO法人コドモ・ワカモノまちing 代表理事
(一級建築士・プレイワーカー・地域コーディネーター) http://www.k-w-m.jp/about
 
■日 時:2014 516日(金)1920時すぎ

■場 所:3331 Arts Chiyoda 1F ワークショップスペース
101-0021 東京都千代田区外神田6丁目11-14
    <ご案内図> http://www.3331.jp/access/

主催:コミュニティ・ビジネス・ネットワーク

                                  以上

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