地域ブランドとは人が時間をかけ丹精こめて創るもの
数年前になるが、コミュニティ・ビジネスの起業講座(年間8回程度)で2年間秋田県へ通っていたときのこと。CB講座の帰りには、よく秋田県内の温泉に通ったものだ。
その秋田県を代表する温泉と言えば、真っ先に思い浮かぶのが乳頭温泉郷である。その中でも乳白色の湯で混浴露天風呂のある有名な旅館がある。JRや旅行会社のポスターに必ず掲載される露天風呂風景は、有名な入浴シーンの一つとなっている。
そこの社長さんとお話しをしたことがある。地元秋田の方である。彼いわく、『他人である先代さんからここを譲り受けたころは、ここも鄙びた温泉宿であった。それを時間をかけ、丹精こめて整備していったのが、いまの混浴露天風呂である。』と、つまり人の手によってここも造られたものである(ハワイの有名ビーチも造られたもの)。石を退かしながら丹精こめて、ソフトもハードも整備していった。そんな社長さんや従業員さんの”おもてなしの心”が、この温泉宿のブランドを作ったものだ。
つまり地域ブランドとは、人が時間をかけ丹精こめて創りあげるものである。
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