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2014年6月22日 (日)

世の中便利になったが消えていく事象も少なくない

先日千葉県の銚子・九十九里浜方面に向かう特急電車に乗った。いつもの千葉県山武市に向かう特急列車だ。

久しぶりに珈琲が飲みたくなったので車内販売の販売員さんを探したが見当たらない。そこで車掌さんに確認すると、この3月のダイヤ改正で社内販売を中止にしたとのこと。

採算に乗らないのが主な原因らしい。この特急は連結車両数も五両と少なかったが、私は購買者の少なさをいつも気にしていた。今回の件さもありなんだ。

旅情を楽しむ要素がまた一つ減った。とても残念なことだ。便利(コンビニ)な社会がすべて人を幸せにするというわけでない。

なぜ車内販売を利用する人が減ったかというと、乗車前にコンビニや駅構内売店で購入する人が増えたのが真の原因らしい。

世の中便利になったが、こうした消えていく事象も少なくないことを肝に命じておくべきだ。商店街の個人商店が消え、まちの中心部がシャッター街となっていくのと同じ論理だ。果たしてこれでよいのだろうか。

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