むかし秘仏いまリニア新幹線が光明をもたらすか
推古天皇の御世、西暦602年ころ信濃国の本田善光という人物が難波の堀江(現在の大阪市)で秘仏を拾ってご当地(飯田市座光寺)に持ち帰り、その秘仏を祀って寺院を建立した(善光さんの名前からその寺は善光寺と呼ばれ、その後いまの長野市へ移転したのでご当地にある元の寺院は元善光寺と称する)のが元善光寺の始まりといわれている。
そして西暦2027年に、ご当地に再び光がさすというリニア新幹線の新駅がこのあたりにできるという。東京からご当地まで現在4時間かかるところがリニア新幹線で40分、またご当地から名古屋まで現在2時間かかるところが20分という地の利になるそうだ。
この時代の流れと科学の進歩に本田善光さんは何をか思うやである。遠い古代が偲ばれる。この辺りは古墳時代中期の古墳が多数見受けられ、古代信濃国の中心の一つであったようだ。
こうしてリニア新駅の設置で、一千四百年を経た今、再び信濃国(南信州)の中心として伊那谷は復活するかもしれない。21世紀の伊那谷バレーは世界に輝く先端科学技術のバレーになっているかもしれない。
これもご本尊様の功徳の顕れかもしれない。
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