« 8月15日終戦の日を前に先人の覚悟を想う | トップページ | 豊かで平和な日本の象徴 »

2014年8月19日 (火)

信州の農村に学ぶコミュニティ・ビジネス

昨日南信州の喬木村(たかぎむら)から帰京しました。地域力向上の講演旅行に行ってきました。

講演会の翌日に村民のみなさんからリニア新幹線の新駅(長野県で唯一地上にリニアが姿を現わすところ)ができるという場所の風景を丘の上から見せていただきました。

201408takagi

その丘の上には喬木村を生誕の地とする児童文学者・作家の椋さん(椋鳩十)の石碑が建っていました。

椋さんの作品は、たしか小学5年生の時に国語の教科書で学んだ方が多いかと思います。次のような詩作がその石碑には刻まれていました。

201408muku

本日私がFBに上記の写真をアップすると、大阪体育大学の冨山先生から早速コメントをいただきました。この詩作にはコミュニティ・ビジネスの基本的なマインドが刻まれているという内容でした。

まさにその通りです。日本の原風景が色濃く残る信州の村々には、石碑に刻まれた心情が地元の方々に脈々と受け継がれています。

私も30数年前に信州にて青春時代の4年間をすごしました。私のコミュニティ・ビジネスの原点は、まさにこの信州の風土にあるといっても過言ではありません。

*椋さんの詩作より、コミュニティ・ビジネス的なマインドを紹介

日本の村々に 人たちが 

小さい小さいよろこびを追っかけて生きている

ああ 美しい 

夕方の家々の窓のあかりのようだ

椋鳩十

« 8月15日終戦の日を前に先人の覚悟を想う | トップページ | 豊かで平和な日本の象徴 »

地域」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。