総合型地域スポーツクラブとは、そのあり方を考える
先日京王線沿線の向陽スポーツ文化クラブ(会員1400名)を視察してきました。来年で設立40年目だそうです。totoのスポーツ振興基金からの助成金で現在のクラブハウスがつくられました。こちらは学校開放の先駆けで、文科省の進める総合型地域スポーツクラブのモデルにもなりました。
この地域団体は任意団体のままで40年です。年間の事業規模は現在1000万円で地元中学校に併設され、学校開放のさきがけになりました。細く長く無理をしないが良いのでしょう。
子供達を指導するのも主に地元の先輩会員だそうです。
会員数や事業規模が大きいことが必ずしも良いとは限らない。身の丈サイズで細く長く地域の住民たちに支持されることが一番大切です。
わが国の地域振興くじはロッタリー先進国の英国が手本です。公益性のあり方や富の再配分にバランス感覚がある英国ならではの卓越した手法です(1998年、2003年英国訪問以来、私の研究テーマの一つです)。
細内のFBと同時掲載 2014.09.05
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