2020年東京オリンピック・パラリンピックのオリンピック・レガシィは何か?
細内所長は、10月11日土曜日に大阪あべのハルカスにて開催された第16回日本生涯スポーツ学会の招聘講演に行ってきました。
いまわが国のスポーツ界では、2020年東京オリンピック・パラリンピックの話題で、オリンピック・レガシィをどうするかに大きな関心が集まっているとのことです。
☆オリンピック・レガシィのターゲットを明確に定めよう
現在、2012年ロンドン・オリンピック・パラリンピック大会のオリンピック・レガシィが再評価されていますが、細内は2003年日英の社会起業家交換プログラムから招待(英国外務省後援)され訪英した時、
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多民族の人々が住むロンドン東部のブロムリー・バイ・ ボー地区もオリンピック候補地の一角にあり、 コミュニティの再生と社会的弱者の雇用創出、1万戸の住宅整備等(ソーシャルインクルージョン)で、大きな 経済効果が上がること(都市問題のイノベーション)を当時の国際オリンピック委員会(IOC)に訴え ていくとのことでした(21世紀初頭のレガシィ・ コンセプトとしてはたいへんインパクトのあるものでした)。
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2003年当時、 2012年のオリンピック開催地はフランスのパリが優勢でしたが、 帰国後数か月して2012年のオリンピック開催地にロンドンが正 式決定し、現地を視察したこともあり、さもありなんと思いました。 人類の英知という視点から見ると、パリよりもロンドンのレガシィ・コンセプトに優位性がありました。東京もそうしたロンドンに負けないオリ ンピック・レガシィが必要です。
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