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2015年1月 6日 (火)

正夢の話し

人間だれしも芥川龍之介のクモの糸の話しのように細い糸でご先祖様とつながっている。
私の赤い糸を手繰り寄せ、辿り着いたのが東京渋谷広尾の臨済宗祥雲寺、ここは黒田長政が設けた黒田家の江戸の菩提寺。
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その黒田家の隣にあの500石の撫子紋・旗本家の小さな墓石を見つけた。
お寺さんで過去帳を見せてもらうと、あの500石の旗本家は平安の武将藤原利仁の末裔で旧姓長井と記載されていた。
平安の鎮守府将軍・藤原利仁は、芥川龍之介の短編小説「芋粥」に登場する実在の武将ではないか。私の赤い糸は一挙に1100年を手繰り寄せた。けれどホントかどうかは分からない。
しかし人の歴史は面白い。どこでどう繫がるか分からない。
私は、こうしてここ2~3年同じ正夢を見ている。

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