セブン・イレブンにコミュニティ・イノベーションを見たり
細内所長は、セブン&アイ・ホールディングスに『コミュニティ・イノベーションを見たり』(21世紀の地方創生とはこういうことだ。従来型の単なるまちおこしではない。)
1月23日の日本経済新聞東京版のセブン&アイ・ホールディングスの全面広告から、みなさんは何を感じ取っただろうか。その広告には『わが家の玄関がセブン-イレブンになった』『本業で社会に貢献』。そして持続可能な社会の実現に向けて5つの方向性を表明している。
・高齢化、人口減少時代の社会インフラの提供
・商品や店舗を通じた安全・安心の提供
・商品、原材料、エネルギーのムダのない利用
・社内外の女性、若者、高齢者の活躍支援
これはまさに小売業からコミュニティ産業への転換を高らかに宣言したものと私は見た。
コンビニ・セブン-イレブンは1万7千店を超える店舗網と、それを支える物流ネットワーク、そして卓越した地域別の商品開発力、おまけに金融機関につながるATMまで完備し、地域における最強のコミュニティ・デポだ。
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既存の単独商店ではまったく歯が立たない。コンビニのスケールメリットとインターネットの強化によって、店舗間格差、地域間格差は今後ますます強まることだろう。
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2013年9月24日の当ブログでも『セブンは強し』で日本のコンビニの躍進を紹介している。参照されたし⇒http://cbhakase.cocolog-nifty.com/blog/2013/09/post-d741.html
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